遺品整理お役立ちコラム

生前整理アドバイザーの資格は難しい?その収入や仕事内容について解説!

生前整理アドバイザーの資格は難しい?その収入や仕事内容について解説!

はじめに

生前整理アドバイザーの資格について気になっている人にまず知っておいてほしいことは、生前整理アドバイザーだけを取得したからといってそれがそのまま自身の収入源となるわけではないという事です。

この資格は資格を取得することによって、その人の生計を立てることができることを前提として作られているものではありません。この資格を自身の収入として活用したいのであれば、加えて認定指導員としての資格を取得し、この資格を教えることができる身分となる必要があります。

しかし清掃員やリサイクル会社、そして遺品整理会社などで働いている人であれば、実務上必要となる知識を学ぶことができ、業務の幅が広がるでしょう。

生前整理とはそもそも何か?

生前整理というのは老後や自分が亡くなった時に備えて、自分の身の回りにあるもののうち、すでに不要となっているものや今後不要となるものであろうものを生きているうちに処分し、身の回りの整理をすることを指しています。

身の回りの整理とは生活用品だけではなく、自分にとっての思い出の品や財産、そして家に至るまで自分が持っているあらゆるものが対象になります。自分が亡くなった時にどうしてほしいかを書き記した「エンディングノート」の作成も、生前整理の1つといえるでしょう。

生前整理アドバイザーの資格内容や受験料は?

受験資格について

受験資格ですが、2級はどんな人でも受講することができます。

準1級は2級の試験に合格した人のみが受講でき、生前整理作業技能士を受講することができるようになります。

準1級の試験合格者は1級を受講することが可能です。

試験科目について

試験科目については当協会の紹介、思い出の品を片付ける、マイベストショットアルバムづくり、エターナルノートの記入、模擬葬儀のプロデュース、やり残しリストの作成、大切な人をリストアップし、その人に向けてメッセージを書く、ご援護の自分をプランニングするなどがあります。

受験者数は現時点では未公表です。正式には受験をして得る資格ではなく受講することで取得する資格となっています。合格率についても現時点では未公表です。講習を受講することで税全整理アドバイザーとして認められるため、資格試験とは大きく異なります。

生前整理アドバイザーの受験料

生前整理アドバイザー 受験料

受験料ですが2級21,060円、準1級26,784円、1級37,584円(すべてテキスト等込み)、生前整理作業技能士¥70,200です。生前整理作業技能士の終了証発行には別途費用がかかります。

試験日についてはほぼ毎日実施しています。詳細は「生前整理普及協会」のHPをチェックしてください。都道府県ごとに試験日時を選ぶことができます。

資格取得のための学習期間についてはいずれの級もすべて1日の受講で資格を取得することが可能です。国家試験や資格試験とは明らかに性質が異なっています。

生前整理アドバイザーには2級、準1級、1級の3種類がある

さきほどもお伝えしましたが、生前整理アドバイザーには2級、準1級、1級の等級が設けられています。

2級ではまず自分自身の生前整理をおこなうためのエンディングノートの作成や模擬葬儀のプロデュース、そして思い出の品物を整理する方法を学びます。まずは自分自身の生前整理を実行することによって、生前整理の考え方そのものや方法を学ぶことが目的です。

準1級では自分だけではなく身近な人にも生前整理の大切さを伝えられるように、提案の仕方や心構えを学ぶことになります。

1級になると自分自身の身辺整理は、法律家の先生による遺言書の作成やスクラップブッキングの悪政など、より実践的なものとなっていきます。自分にとってだけではなく、親や身近な人にとっても更に役立つ内容となっています。

生前整理アドバイザー認定講座の日程

生前整理アドバイザー認定講座は各都道府県で日程が異なっているので、自分の住んでいる県ではいつ実施されているのかしっかりチェックしておきましょう。

大阪で受講する場合

大阪では9月14日に2級認定講座がりすたーとルームというところで実施されます。

まだ受講していない人はこの講座を受講すると良いでしょう。2級認定講座はそのほか9月21日に堺市のJEUGIAカルチャーセンター堺タカシマヤにて、そして9月22日にリビングカルチャー倶楽部梅田教室でも講習を実施予定です。

準1級は10月5日に大阪箕面市のみのお市民活動センターで実施されるほか、10月14日と11月14日でも同会場で実施されます。1級認定講座は9月18日に大阪箕面市のレインボー箕面ルームで実施され、そのほかには少し離れますが兵庫県神戸市で10月14日に、明石市で10月26日に実施予定です。

東京で受講する場合

2級は9月15日に世田谷区太子堂区民センター第3会議室で、9月18日は同じく世田谷区の世田谷区立男女共同参画センター研修室4で、9月19日には練馬区の練馬区区民・産業プラザCoconeri3階多目的室でそれぞれ実施されます。

準1級は、9月16日に渋谷区東京ウィメンズプラザ第1講師室で、9月29日には世田谷区太子堂区民センター第3会議室で、9月30日には中野区中野ZEROホール西館学習室Aでそれぞれ講習があります。

1級は、9月22日に渋谷区東京ウィメンズプラザ第2講師室で、9月23日には世田谷区の太子堂区民センター第3会議室で、10月20日に渋谷区東京ウィメンズプラザ第1講師控室で講習を受講することができます。

札幌で受講する場合

札幌では10月26日に函館市実道新文化センター函館五稜郭教室いて施される、準1級講習しか直近の講習は予定がありません。早く受講したいのであればほかの地方で実施されている受講を受けに行く必要があるでしょう。

全国の日程は「生前整理普及協会」のスケジュールに記載されていますので是非ご確認ください。

生前整理アドバイザーの仕事内容とは?

生前整理アドバイザー 仕事内容

生前整理アドバイザーの資格単体だけでは直接仕事に結びつけることはむずかしいですが、リサイクル業者や保険、介護、葬儀、清掃員といった職業に就いている人が生前整理アドバイザーの資格を所有していると、仕事をしているときにあらゆる場面で何かと役に立つことが多いです。

ビジネスとして活用したいのであれば2級を取得後に生前整理認定作業士や生前整理診断士の資格を取得すれば、実際に顧客内して生前整理のアドバイスをして収入を得ることができます。

生前整理アドバイザーはこんな人にオススメです。

自分が亡くなった時に身の回りの人に迷惑をかけたくないと考えている人に、生前整理アドバイザーは勧めできる資格といえるでしょう。また、自分が亡くなる前に身辺整理をしたいという人も、生前整理アドバイザーの資格を取得することで、スムーズに身辺整理ができるようになります。

生前整理アドバイザーの資格をとれば稼げるのか?

生前整理アドバイザーは受講することで自動的に取得できます。そして受講内容と相手は自分の身辺整理をするためのアドバイスをするという内容になっています。

ですからそもそもこの資格自体がそれによって生計を立てることを目的としていないので、生前整理アドバイザーを取得することによって、どれくらいの収入が得られるかは公表されていません。

しかし清掃会社やリサイクル会社、遺品整理会社に就職する予定であれば取得することでプラスアルファの収入を得られる可能性が高いです。

遺品整理士もオススメな資格

遺品整理士もこれから需要が高まってくる職業であるため、生前整理アドバイザーと併せて取得しておくと大幅に収入アップが見込めます。遺品整理士の収入は入社している企業によって差があるものの、月給はだいたい23万円ほどから高いところだと40万円もの給料を得ることができる職業です。

生前整理アドバイザーの求人をお探しの場合は?

少子高齢化に伴って、自身の遺品整理は子供や親族に頼ることができないという人が今後増えることが予想されます。ですから生前に自身の遺品の整理を考えることの需要は高まることから、生前整理アドバイザーの必要性は増えていくでしょう。

気になるのであれば取得資格を所有していて損のない資格です。

もしすでに資格を取得していて勤め先をお探しの場合は、勤め先が見つかるようサポートしますのでぜひ一度ご連絡ください。

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