【ハエトリグモは益虫です】3つの種類と駆除方法をご紹介!(2020年最新版)
2020.03.02
はじめに
ハエトリグモは、ハエ類を含む小型の虫を主食にする益虫です。
- ハエだけではなく
- 蚊やダニ、小型の蛾(ガ)
- ゴキブリの幼虫など
も食べてるため、できれば捕まえたら駆除しないで逃してあげることがおすすめとなります。
しかし、虫嫌いな人などは駆除したいという人もいます。
そんな人は駆除方法を覚えておくと便利です。
ハエトリグモとは?
ハエトリグモは、体長1cmほどの小型のクモです。
小さく飛び跳ねるように移動するのが特徴で、走り回ったりジャンプするのが特徴になります。
獲物を見つけると横っ飛びをして捕食します。
ハエトリグモは名前の通りハエ類を含む小さな虫を主食としている益虫です。
成虫は無理ですが生まれたばかりの幼虫であればゴキブリも食べてくれます。
他のクモとは異なってクモの巣を作るのではなく、歩き回りながら獲物をかる徘徊性です。
森の中などだけではなく、家などにも住み着きます。
2つの大きな目をしていて、愛嬌がある顔立ちのクモとしてクモが好きな人に人気があります。
ハエトリグモの特徴
他のクモとは異なってクモの巣を作るのではなく、歩き回りながら獲物をかる徘徊性です。
森の中などだけではなく、家などにも住み着くのが特徴です。
特に特徴的なのがその大きな目です。
通常クモは目が8つありますが、このクモは正面にある2つの目がとても大きく視覚が優れています。
通常のクモのようにクモの巣を張って獲物を待つのではなく、目で獲物を見て小さな虫を捕まえます。
個体によっては体長の20倍もジャンプするのも特徴となっています。
また、色や形も様々なのもこのクモの魅力です。
ハエトリグモの種類3つ
ハエトリグモには
- アダンソンハエトリ
- ミスジハエトリ
- シラヒゲハエトリ
この3種類が、日本に生息しています。
ハエトリグモにもこの3種類で違いがありますのでしっかりと確認するようにしてくださいね。
ハエトリグモの種類1.アダンソンハエトリ
日本中部以南で見ることのできるのが、アダンソンハエトリです。
メスが6〜9mm、オスが5〜7mm程度の体長で、オスとメスでは大きさだけではなく、斑紋などに違いが見られます。
オスは触肢が長めで白い毛が多く目立ち、背中に白い斑紋がいくつかあります。
対してメスはくすんだ体の色をしているのが特徴です。
巣を作らないで家屋などを巣としていて、コバエやゴキブリの幼虫など自分の体よりも小さな虫を捉えて捕食します。
ハエトリグモの種類2.ミスジハエトリ
ミスジハエトリは本州のほか、四国や九州、南西諸島などで5月〜8月ごろの家屋内や外壁、海岸の堤防などに見られる種類になります。
体長がメスが7〜8mm、オスが6〜7mmほどの大きさです。
オスは頭部にオレンジ色の毛の帯があって、胸部から腹部にかけて縦筋が入っているため明暗がくっきりしているのが特徴です。
メスは比較的均一な体の色をしていて、斑紋もオスよりも目立たなくなっています。
これもゴキブリの幼虫やコバエ、蛾などの自分よりも体の小さな虫を捕らえて食べます。
ハエトリグモの種類3.シラヒゲハエトリ
本州から南西諸島に分布していて、日当たりの良い屋外の壁や塀にいることの多いのがシラヒゲハエトリです。
体調はメスが8〜10mm、オスが6〜9mmとやや大きめです。
シラヒゲという名前通りオスもメスも体に白く短い毛が生えているのが特徴で、特に触肢にある白い毛が目立ちます。
これもゴキブリの幼虫やコバエなどを捕食します。
ハエトリグモは益虫なのか?
ハエトリグモは、毒もなく人に危害を加えることのないクモです。
虫嫌いな人には不快と思う人も多いですが、ゴキブリなどの害虫を食べてくれます。
ハエトリグモはゴキブリを食べる
このクモが食べるのはコバエだけではなく、人間に嫌われることの多いゴキブリの幼虫を食べてくれます。
ゴキブリは、殺虫剤などを使ったとしても抵抗性を獲得してしまい駆除が困難になってしまうこともあります。
しかし、ハエトリグモがゴキブリの幼虫を食べてくれれば、効率的にゴキブリを駆除することができるということにもつながります。
ハエトリグモの寿命は1~3年
クモの寿命はおよそ1年となっています。
どの種類のハエトリグモも一般的には、1年くらいが平均的な寿命だとされています。
中には、寿命が3年程度ハエトリグモもいます。
一緒にいる時間を長くしたいのであれば、寿命を伸ばせる飼育を行うことが大切です。
ハエトリグモを駆除する3つの方法
益虫だけど虫がダメで駆除したい場合には、いくつか方法があります。
その方法を行うことで、駆除することが可能です。
ハエトリグモを駆除する方法1.殺虫剤を使う
どうしても駆除したいときに最も簡単なのが、市販の殺虫剤を利用することがおすすめです。
虫ころりアースなどがオススメです。
スプレータイプのものを用意したら、クモに直接スプレーを噴霧します。殺したクモの亡骸は割り箸などで摘んでティッシュなどに包んで、可燃ゴミとして処分します。
殺虫剤を噴霧した場所は必ずウェットティッシュなどで拭き取って完了です。
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ハエトリグモを駆除する方法2.湿気対策を行う
家に寄り付かせないということも対策として有効です。
ハエトリグモは高温多湿の環境が嫌いです。しかし、高温多湿はカビやダニの原因となってしまいます。
人間にとっても良い環境とは言えないため、しっかり余分な湿気は取るなどを対策を行っていくことが対策となります。
また、こまめに掃除をする、不必要に窓や玄関を開けないなどクモの餌となる虫を発生を防ぐことも重要となってきます。
ハエトリグモの駆除を業者にお願いする場合
徹底的に駆除したいときには、業者にお願いするという手段もあります。
業者に依頼する場合には、相場を知っておくことが大切です。
また、良い業者であれば再び住み着かないようにするためのアドバイスなどを行ってもらえます。
ぜひ弊社にご連絡ください
基本的にハエトリグモは無害ですので、過剰に怖がる必要はないとされています。
ゴキブリなどと比べると寿命も短いです。
しかし、放っておくとクモの数が増えてしまうこともあります。
それを避けるためにも弊社に相談することでしっかり駆除を行います。
もし虫を今すぐに駆除したい場合には上記に書いてある番号にお電話ください。
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