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【押し買い業者を避ける3つの方法】トラブルが起こらないよう対策を知っておきましょう(2020年最新版)

【押し買い業者を避ける3つの方法】トラブルが起こらないよう対策を知っておきましょう(2020年最新版)

はじめに

押し買い業者 はじめに

不用品を買い取ってくれるという業者を家にあげたら、大事にしていた指輪を強引に買い取っていったというようなトラブルが増えています。

こうした押し買いのトラブルに巻き込まれないようにするためには、どうしたらいいのでしょうか?

今回はそんな押し買い業者を避ける3つの方法をお伝えします。

押し買いとは

押し買い業者 とは?

押し買いとは、貴金属や宝石、時計など価値が高い物を不当に安い値段で強引に買い取る行為のことをいいます。

不用品の買取を口実に家に上がり込み、無理やりアクセサリー等を出させて買い取ってしまうのです。

高齢者が狙われることが多く、中には泣き落としや脅迫まがいの行為を行う業者もあります。

押し買いは違法行為

押し買い業者 違法行為

押し買いにあった被害者は泣き寝入りすることが多いですが、これはわずかでも現金を受け取ってしまったり自分が業者を家にあげたからいけなかったと思うからです。

しかし、押し買いはれっきとした違法行為に該当します。

帰って欲しいと言っているのに居座る行為は、法律では不退去罪となります。

また、特定商取引法という法律が2013年に改正され、押し買いは違法行為と認定されています。

佐賀県などでは貴金属の押し買いが増えているみたいで、注意を呼びかけています。

サイトはコチラ➡佐賀県警察本部

押し買い業者を見分ける方法

押し買い業者 見分ける

押し買い業者を見分ける方法には、最初に名刺を要求する方法があります。

悪徳業者は名刺を渡したがらないので、名刺を持っていなかったら気を付けた方がいいでしょう。

また、名刺があっても名前や携帯電話番号だけといったこともあります。

ちゃんとした業者であれば、業者の屋号や古物商許可番号等が記載されているはずです。

担当者の名前もチェックするようにしましょう。

不退居罪で警察に連絡

押し買いの業者に帰ってほしいと言っても帰ってくれない時は、不退去罪という法律が成立するので警察に連絡するのがおすすめです。

十分犯罪になるので、110番に電話をするのを躊躇う必要はありません。

押し買い業者を避ける3つの方法

押し買い業者 避ける方法

押し買い業者を避ける方法には、一人で対応しないことがまず挙げられます。

それから貴金属を買い取ってもらいたい時は専門店を選ぶこと、数社に見積依頼を行うこと等があります。

押し買い業者を避ける方法1.一人で対応しないこと

押し買い業者 一人で対応しない

不用品買取業者を家に呼ぶ場合には、必ず家族や友人など自分以外の人も一緒にいるようにしましょう。

高齢者の女性は特に狙われやすいので、年下の人や男性と一緒に対応するのが望ましいといえます。

高齢の女性が一人で対応すると、相手になめられてしまうことも多いからです。

押し買い業者を避ける方法2.貴金属は専門店で買取を行う

押し買い業者 貴金属

指輪やネックレスを売りたい等貴金属の売却を検討している場合には、貴金属を専門に扱うお店を選ぶようにしましょう。

家に業者を呼ぶのではなく、店舗を訪れる方がトラブルを避けられます。

特に金やプラチナなどは取り扱っているお店も多いですし、かさばらないので自分で持って行くことができます。

押し買い業者を避ける方法3.数社に見積もりを行う

押し買い業者 見積もり

不用品の買取を依頼する際には、数社に見積をもらって信頼できるところを選ぶ必要があります。

勧誘の電話をかけてきたり、飛び込み営業を行っているところは悪徳業者がほとんどです。

押し買い業者から被害にあったら消費生活センター

押し買い業者 消費生活センター

押し買いの被害にあってしまったら、消費生活センターに連絡するようにしましょう。

消費生活センターは全国の市町村ごとに設置されているので、自分が住んでいる地域の消費生活センターに相談する必要があります。

クーリングオフ制度等具体的なアドバイスをもらうことができます。

サイトはコチラ➡国民生活センター

押し買いに関する質問

押し買い業者 Q&A

押し買いに関する質問で多いのは、業者の強引さに負けて売却した物をクーリングオフ制度で取り戻せるかということです。

クーリングオフ制度を利用すれば、売却してしまった物でも取り戻すことができます。

ただし、業者の電話番号や住所など連絡先が分からなかったり、嘘の連絡先を渡されていたような場合には取り戻すことが難しいかもしれません。

相手がどこにいるか全く分からなくなってしまうからです。

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