木材の捨て方・処分方法5つを徹底解説!
2020.02.19
はじめに
あなたは自宅の壊れた物置やDIYで使用するために、必要以上に木材をたくさん購入してしまったという経験はございませんか?
また、使用できる木材を譲ってもらったものの、使用する機会がなく放置してしまっている場合など、自宅にある木材の処分方法についてお困りの方がいらっしゃると思います。
そんな木材の正しい処分方法を、紹介していくので是非最後までしっかりと読んで参考にしてみてください。
木材の寿命は15年~20年使用可能
ホームセンターで購入できる木材は、値段も安いため自分で屋根や壁、床、小型アイテムなどを作る方が最近は増えています。
いったいホームセンターの木材はどの程度の寿命があるのでしょうか。
木材は使用されている場所や使い方によって年数が変わってきますが、おおよそ20年程度は使い続けることができると言われています。
ですが、強い直射日光に当たったり、雨風によって湿度が高くなりやすい場所の使用可能な年数は、極端に短くなります。
100年以上もつ木材もあります
木材の耐用年数は、水分状態や気温などの条件によって大きく変わります。
木材の建築物などは設計時に、雨水への配慮や換気・通風の工夫などを適切に行いメンテナンスを行えば、腐ることもなく100年以上もつこともあります。
また木材は烈火の予想される部分の取り替えがしやすいのでプラン変更のしやすい設計を考えることで、耐用年数を延ばすことができます。
木材を捨てる3つのタイミング
木材を処分するタイミングとして下記の3つのような場合は、処分するタイミングと思ってもいいでしょう。
- 1.直射日光や雨風により木材が腐っている
木材は直射日光や雨風の強く当たる場所に放置していると腐りはじめます。
雨などの影響により湿度の多い環境に置いておくと、菌が自然発生し木材を分解しはじめます。
そのため、ボロボロになります。
- 2.他に木材として流用できない
木材をカットし、他に使い道がないほど小さくなってしまった木材は処分した方が良いでしょう。
- 3.表面が白っぽくなっている
実は木材が腐っているかどうかを見分ける方法は簡単です。木材の表面が白っぽくなっている場合は、腐っている合図だと考えて良いでしょう。
他にも褐色の木材も腐っている可能性が高いです。
そういった木材には、耐久性がないので使えなくなったものは処分を検討しましょう。
木材の捨て方・処分方法5選
木材の捨て方・処分方法として下記の5つがあります。
- ゴミ処分センターに持っていく
- 森林保護サービスを利用する
- 粗大ゴミとして出す
- ネットで売る
- 不用品回収業者
この5つを一つづつ詳しく紹介していきたいと思います。
木材の捨て方・処分方法1.ゴミ処分センターに持っていく
ゴミ処分センターには自分で直接、ゴミ処分センターへ持ち込む方法があります。
木材の長さや状態など関係なく、どんな木材でも引き取ってくれるので非常に柔軟性の高い廃棄場所です。
ゴミ処分センターを利用する場合は、一定の廃棄コストがかかります。
ですが、廃棄作業を自分でしなければいけないので、他の処分方法よりも非常に安価です。
出典:ゴミ処分センター
メリットとデメリット
メリット
- 自分のタイミングで木材を持ち込み処分できる
- 木材の大きさが小さければ徒歩による持ち込みができる
- どんな状態の木材でもすぐに捨てられる
- 簡単に廃棄手続きができる
デメリット
- 運営時間内でないと処分できないので時間的な余裕がない
- 安値で処分できるが、一定のコストはかかる
- 処分する木材が大きい場合、トラックが必要
- ゴミ処分センターが遠い場合は持ち運びが大変
木材の捨て方・処分方法2.森林保護サービスを利用する
再利用可能な森林資源の保護を目的として、木材の処分サービスがあります。
使える森林資源を廃棄するのは、勿体無いので処分を考えている木材に、工夫をすればどのような建築資材でも最後まで無駄にすることがなくなります。
ですがこの処分方法は、他で流用できないような木材については処分することができません。
メリットとデメリット
メリット
- 森林資源を再利用するので、環境に優しい
- 珍しい木材を所有していれば、評価してもらえる
- 持ち込みによって処分できるため、自分の好きなタイミングで捨てられる
デメリット
- 木材の場所によっては、受け付けてもらえないケースがある
- 古く劣化しているものについては、査定の対象とはならない
- 持ち込みなので大きな木材の場合運搬に手間がかかる
といったことがメリット・デメリットとして挙げられます。
木材の捨て方・処分方法3.粗大ゴミとして出す
少しの木材ならば自分で木材を運び、あまりコストをかけずに捨てたいと思っている方には、自治体の粗大ゴミ回収による処分方法がおすすめです。
自治体の粗大ゴミ回収サービスは、ほとんど手間をかけることがなく木材を処分できます。
ですが、すぐに処分したい方は事前に申し込みが必要なので時間がかかってしまう可能性があるので気をつけましょう。
木材を処分する料金
自治体の粗大ゴミとして木材を処分する場合、自治体によって料金や捨て方などが異なってきます。
ですが基本的に木材を処分する場合は処分手数料は安く、捨て方などが分からなくてもインターネットで調べれば、すぐに詳細がわかります。
また、近隣住民に聞くこともできます。
皆さんお住いの、各自治体に一度確認してみましょう。
メリットとデメリット
メリット
- 回収日や捨て方について、明確に把握できる
- 捨て方がわからなくても、インターネット上で調べられる
- 耐久性のないボロボロの木材でも、問題なく処分できる
- 悪質業者の被害に遭遇することがない
デメリット
- 申し込みによる方法なので時間がかかる
- 回収場所までは持ち込みになる
- 自治体によっては木材の捨て方が異なるため、事前確認が必要
木材の捨て方・処分方法4.ネットで売る
インターネットオークションはYahoo!オークションなどで、さまざまな木材が取引されています。
状態の良いものは、家具業者やハンドメイドが好きな個人の方が好きな木材を購入する場として、利用されています。
ですが、たくさんの廃材を1度で一気に処分したい場合は、自分で発送手続きを行うので大変でしょう。
メリットとデメリット
メリット
- 新品の木材なら、引き取り手を見つけやすい
- 上手く取引相手を見つけることができれば、処分手数料がかからない
- 木材の価値を理解している人に、譲り渡すことができる
デメリット
- 自分で配送手続きを進めなければいけない
- 木材の状態や形、カラーをわかりやすく紹介しなければいけない
- 木材を出品しても買い手が見つからないこともある
木材の捨て方・処分方法5.不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、処分品を取り扱うことができるため、どんな木材でも回収してもらえます。
木材に限らず不要になったものをまとめて処分してくれるので、引越しなどの際に便利です。
また回収から処分まで全て不用品回収業者がしてくれるので、最後まで安心して処分してもらえます。
不用品回収業者は様々なので、業者選びが大変です。
メリットとデメリット
メリット
- 木材は業者が運んでくれるので手間がかからない
- 木材の形や大きさ、数、耐久性に関係なくまとめて処分できる
- 自宅訪問による処分サービスとなので、現地まで持ち込む必要がない
- すべての作業をお願いできる
デメリット
- 事前連絡が必要
- 業者選びが大変
- 悪質業者がいるので注意が必要
といったことがメリット・デメリットとして挙げられます。
処分する料金
不用品回収器用者に依頼する場合に処分料金は、業者によって異なってきます。
いくつかの業者に、見積もり依頼をし比較することをオススメします。
また無料回収などは、不法投棄をされている場合があります。
ちゃんとした不用品回収業者に依頼しなければ、トラブルに巻き込まれることもあるので十分に気をつけましょう。
不用品回収業者は自宅訪問が可能
不用品回収業者は、自宅訪問サービスがあるため、大きな重たい木材を処分したい場合も持ち運ぶ必要がありません。
また不用品回収業者は、仕事の安全性を確保したうえで壁や床などに、キズをつけないように運び出してくれるので安心です。
おすすめの業者を知りたい場合は弊社にご連絡ください。
木材の捨て方【横浜市の場合】
木材の捨て方として、横浜市の場合は50センチ未満のものは燃やすゴミで処分ができるみたいです。
50センチ以上の木材の場合は、粗大ゴミになるみたいです。
サイズによって処分方法が違うため、気をつけましょう。
木材の捨て方【渋谷区の場合】
渋谷区の場合は、50センチ未満の少量の木材であれば紐で束ねて、可燃ごみで捨てれるみたいです。
ですが、大量に出す場合は料金がかかってくることもあるみたいなので、事前に確認しておきましょう。
木材の捨て方【大阪市の場合】
大阪市の場合は、粗大ゴミになります。
事前に粗大ゴミ収集受付センターへ申し込みをし、処分してもらう必要があります。
また手数料もかかってくるので事前に問い合わせて確認しましょう。
木材を処分する上での注意点
木材を処分する上で注意すべきことは様々ありますが、まずは自分で処分する場合、木くずなどでケガをしないように気をつけましょう。
刺さったり、擦り傷を作ってしまったりすることもあるので出来るだけ業者に依頼するのがオススメです。
また処分方法によっては、小さくカットをしないといけないこともあるので十分に注意が必要です。
木材の捨て方・処分方法5選まとめ
様々のところで使われている木材ですが、どのような木材でもいつかは壊れてしまったり、腐ってしまいます。
そんな時の木材の処分は、自分にあった安全な処分方法を見つけ、正しい処分方法で処分しましょう。
木材の捨て方・処分方法でお困りの方や、分からないこと、気になることがある場合は是非一度、弊社にご連絡ください。
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