【ノミバエの駆除方法3選】繁栄するスピードが早いので迅速な対応を!(2020年最新版)
2020.01.13
はじめに
ノミバエは人間の身近にいるハエの一種ですが、一体どんなハエか知っていますか?
このハエを放置していると、大量に繁殖して様々なトラブルを引き起こします。
もし見かけた時はどんな対策を取ればいいのでしょうか?
今回はこちらの記事で
- ノミバエの見分け方
- ノミバエの駆除方法
- ノミバエを発生させない方法
などを解説します。
ノミバエとは?
このハエは体長約1~2ミリ、大きな個体でも4ミリほどと非常に小さなハエです。
成虫は羽音を立てて素早く飛び回ります。
大きな特徴の一つは「ふ化までのスピード」で、条件によっては卵が生まれてから一日以下で孵るほどです。
成長のスピードも早く、成虫になるまで2週間もかかりません。
ノミバエに似たハエの種類1.ショウジョウバエ
ショウジョウバエもふ化までのスピードが早く、ふ化すればあっという間に成虫まで成長します。
見た目もよく似ていますが、ノミバエよりも寿命が長く、比較的ゆっくりと動くのが特徴です。
ノミバエに似たハエの種類2.キノコバエ体が比較的大きく、腐葉土やキノコ類の近くでよく発生するハエです。
動きはショウジョウバエ同様ゆっくりな方で、寿命はノミバエよりも短いか、ほぼ同じくらいとされています。
ノミバエの見分け方は?
このハエは名前の通り、ノミがピョンピョンと跳ねるように飛ぶのが特徴です。
ショウジョウバエが生ゴミによく集まるのに対して、排水口など汚水が溜まる場所に多く発生します。
またショウジョウバエの目が赤いのに対し、ノミバエにはこの特徴がありません。
ノミバエの繁殖スピードは早いこのハエは2週間足らずで成虫になり、成虫のメスは1回当たり30~40個の卵を何度も生みます。
一匹が産卵すると他の個体も触発されて産卵を始めるため、繁殖期に生まれる卵は膨大な数です。
その結果繁殖のスピードが非常に早くなっており、一匹を見かけたらあっという間に大量繁殖されてしまいます。
ノミバエは卵を食べ物に産むので注意を
ノミバエは産卵場所に動植物性の有機物を選ぶため、人間の食物に卵を産むことがよくあります。
卵を体内に入れてしまうと、幼虫が胃の粘膜を刺激して下痢や腹痛を起こす可能性があるため注意が必要です。
特に腐敗したものを好むので、傷んだ食物は口にしないことをおすすめします。
ノミバエの駆除方法3つ
選繁殖スピードが非常に早いため、このハエを見つけたら早期に駆除することが肝心です。
駆除方法は主に
- 熱湯をかけること
- 殺虫剤をまくこと
- 発生しない環境を作ること
の3つです。
もし大量発生させてしまっても、早めにこれらの対策をすれば駆除できます。
ノミバエの駆除方法1.熱湯をかける
卵や幼虫は熱で死滅するため、見つけたら熱湯をかけて駆除しましょう。
かけた後は翌日以降に再度チェックして、駆除できたか確認することが大切です。
また排水溝など発生源となりそうな場所は、こまめに熱湯をかけておくことで繁殖を防止することができます。
ノミバエの駆除方法2.殺虫剤をまく
成虫になって飛び回っている個体には、熱湯をかけるのは難しいかもしれません。
そんな時は殺虫剤をまいて駆除を行います。
このハエは動きが素早いため、命中するまで根気強くスプレーしてください。
ただしペットや小さな子どもがいる空間では、成分を誤って吸い込まれないように注意が必要です。
ノミバエの駆除方法3.発生しない環境を作る
発生しにくい環境をつくることは、ノミバエを駆除する最大の方法です。
まず、エサや産卵場所になりそうなものは放置しないようにしましょう。
生ゴミや腐りやすい食べ物はこまめに片づけ、ペットの糞が出たらすぐに処分します。
またお風呂やトイレ・排水溝は清潔を保ち、汚水が溜まらないように気を付けてください。
ノミバエ トラップは効果があるのか?
水とめんつゆ・洗剤を使った「めんつゆトラップ」は、コバエを駆除する方法として有名です。
めんつゆに引き寄せられたコバエが水面に触れると、洗剤の界面活性剤によって「気門(呼吸する器官)」が塞がれて窒息死します。
トラップをキッチンなど発生しやすい場所に置くと、ノミバエにもある程度効果を発揮します。
ただし完全に駆除することは難しいため、やはり最初から発生しない環境を作ることが重要です。
ノミバエはどこで発生するのか?
トイレや三角コーナー・生ゴミのバケツなどは、エサ場や産卵場所として選ばれやすい場所です。
トイレの中でも、「汲み取り式トイレ」である場合は、産卵場所になる可能性が高いため特に注意しましょう。
また家の中(屋根裏など)でネズミが死んでいると、そこを産卵場所にして繁殖する場合があります。
台所やお風呂場など、有機物系の汚れが溜まりやすい場所も、発生していないかこまめにチェックしてください。
ノミバエの駆除は早めに
このハエが発生するデメリットは、単にうっとうしいだけではありません。
時には人間に対して健康被害を与えることもあるため、一匹でも見つけた場合にはすぐ駆除を行いましょう。
また、あらかじめ発生しない環境を作っておくことも大切です。
特に水場は清潔に保ち、生ゴミは少量でも溜めておかないようにしましょう。
駆除に不安がある場合は
もし駆除に不安がある場合や、うっかり大量発生させてしまった場合には、ぜひ害虫駆除のプロにご連絡ください。
信頼できるプロを知りたい場合はぜひ弊社にご連絡ください。
現在起きているトラブルを解決してくれるだけでなく、繰り返し起きないための対策も行ってくれるはずです。
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