不用品回収お役立ちコラム

ボタン電池の捨て方(処分方法)

ボタン電池の捨て方(処分方法)

はじめに

電池の処分はどうされていますか?

一つだけのために処分するのも、面倒だから溜まったら捨てようと長年引き出しの中にしまってある電池はありませんか?

また電池の処分方法が、よくわからなくて困っている方も多いのではないでしょうか?

今回は電池の処分方法について詳しく説明して行きたいと思うので、是非最後までしっかり読んで参考にして見てください。

ボタン電池はゴミとして捨てられない理由

ボタン電池は、ゴミとして捨てることができません。

なぜなら、ボタン電池が環境汚染の原因になるからです。

そのボタン電池には、微量ですが「水銀」というものが含まれている可能性があります。

なので、自治体のごみステーションに捨てられない理由は「水銀」が含まれているため、処分する際には環境への配慮が必要とされているからです。

電池は電池でも、種類によって処分方法が違うのと環境にまで関わってくることなので、気をつけましょう。

ボタン電池とは?

ボタン電池とは、「アルカリボタン電池」「空気亜鉛電池」「酸化銀電池」の3種類の電池のことを言います。

このボタン電池は、みなさんの持っているものの中では、腕時計や補聴器などの小型電子機器に使われています。

ボタン電池は回収缶へ捨てる

ボタン電池の回収は、「ボタン電池回収缶」が設置されている協力店舗や、協力施設に持って行き処分します。

主に、ホームセンターや電気店、眼鏡店などが回収協力店になっています。

しかし中には、店舗により電池回収缶を設置していない場合などもあるので、注意してください。

ボタン電池回収缶での処分をお考えの方は、近くの店舗へ持ち込む前に問い合わせて詳細をしっかりと確認しておきましょう。

回収缶が設置してあっても形状などが違う場合もあります。

ボタン電池は水銀を含む必要がある

これまで電池業界では、「乾電池の水銀ゼロ化」や「水銀電池の生産・販売中止」などを行い、環境負荷の軽減に努力して来ています。

現在でも断続して続けられていることですが、ボタン電池に関しては性能面や品質面の理由からごく微量の水銀が使用されているものがあります。

なので現状では、ボタン電池に関しては完全な無水銀化は実現されていないのです。

ボタン電池回収推進センター

現代では地球温暖化も進むなか、世界的に環境保全への意識が高まっています。

なかでも国連環境計画(UNEP)による、「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」の制定などを通して、「水銀から人の健康と環境を守る取り組み」が行なわれています。

そのため、ボタン電池回収を推進して行っているのです。

出典:推進センター

ボタン電池とコイン形電池の見分け方

「ボタン電池」と「コイン形電池」は形状がよく似ているのですが、似ていても捨てる場所が違うので、間違えずにきちんと見分ける必要があります。

この2つの違いを見分けるポイントは、電池の形状と電池に書かれているローマ字(型番)を参考にします。

ですが、一部の電池や海外製の電池などにはローマ字表記がない場合もあるので見分けの難しい電池になります。

コイン形電池は自治体に捨てられます。

ボタン電池は、ボタン電池回収缶へ持って行き処分しなければならないのですが、コイン形電池は基本的に自治体のゴミに出して処分することができます。

同じような形の電池でも、処分方法が変わってくるので間違えないように気をつけましょう。

ボタン電池を絶縁する方法

ボタン電池を処分する際には、、プラス極とマイナス極にセロハンテープを貼って絶縁してください。

またボタン電池が入るギリギリのサイズになっているので、セロハンテープのように薄いテープで絶縁する必要があります。

ボタン電池の捨て方を謝ると事件に

ボタン電池を処分する時は、電池を完全に使い切っていない場合、絶縁をしないで処分してしまうと発火や破裂などといった、大変危険な事件を引き起こすことになります。

なので、ボタン電池に関わらず捨て方を間違えないように、処分する電池の種類や処分方法について必ず確認し、理解した上で処分するようにしましょう。

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