車のバッテリー処分方法5選!オートバックスでも無料回収可能
2021.12.10
「使い古した車のバッテリーはどうやって処分したらいいのか?」と迷っている人も多いのではないでしょうか。
カー用品専門店に回収してもらうなど、処理方法はいくつかあります。
ここではあなたが実践しやすい車のバッテリー処分方法を5つ厳選してご紹介します。
バッテリーとは具体的に何か?
出典:電池工業会
バッテリーとは、電池の中でも二次電池に分類される鉛蓄電池のことで電気エネルギーを発生させることで物を動かします。
車には必ずと言っていいほど搭載されていて、電気を蓄電、必要な時に発電します。
つまりバッテリーがないと、車を動かすことは出来ません。
バッテリーは
- 二酸化鉛と呼ばれる陽極板
- 海綿状鉛と呼ばれる陰極板の2枚の金属板
- 電解液の希硫酸
で構成されています。
これらが化学反応を起こすことで電気が発生します。
バッテリーを使い続けていると、やがて寿命が来ます。
大きいほど長持ちすると言われていますが、2~3年が目安になります。
車のバッテリー処分の方法は5つ
主なバッテリーの処分方法は以下のとおりです。
- 1.ガソリンスタンドに持っていく:使い古したバッテリーをガソリンスタンドに持ち込み、処分して貰う方法です。ガソリンスタンドの中には、バッテリーの寿命が来ているかどうかチェックしてくれるところもあります。
- 2.回収業者に依頼する:バッテリーを回収してくれる専門業者に依頼する方法があります。専門の業者は回収したバッテリーを解体し、有害ごみとして処理します。
- 3.自分で交換する:新しいバッテリーを購入すれば、自分で交換することも可能です。
- 4.不用品業者に依頼する:不要品の回収を専門としている業者に回収してもらいます。他にも不用品があった場合、一緒に出すことも可能です。
- 5.リサイクルに出す:バッテリーはリサイクルが可能なため、リサイクル業者に回収してもらうことができます。
この中からあなたにあった回収方法を選ぶことが大切になります。
車のバッテリーは自治体では回収してくれない
自治体が回収しない理由はバッテリーは有害ごみに分類されていて、解体する時に危険が伴うからです。
誤って希硫酸が目に入った場合、失明するなど解体にはリスクを伴います。
希硫酸は皮膚につくと炎症を起こし、衣類に付着するとその部分を溶かしてしまうほど強い液体です。
取り扱いには慎重になる必要があり、専門業者に任せたほうが無難と言えます。
処分に困ったからと言ってゴミ捨て場に捨てることは、不法投棄となりますので注意が必要です。
車のバッテリーを処分する正しい時期
バッテリーの交換時期は、寿命が来た(もう使えなくなった)ときが目安になります。
自分で判断しにくい場合は、ガソリンスタンドなどでチェックしてもらうことでわかります。
過去にバッテリーが上がってしまったことがあれば、寿命が短くなっていることが考えられますので、診断を受けておくことをおすすめします。
エンジンがかかりにくくなったり、室内灯がいつもより暗くなっているということは寿命が近くなってきている兆候と考えられますので、使用して2~3年経っていたら交換を考える時期と言えます。
車のバッテリーは自治体では回収してくれないが、相談は可能
自治体は回収しませんが、処理方法について有益なアドバイスを受けられることもあります。
例えば千葉市の場合、問い合わせに対してバッテリーリサイクル協力店を紹介しています。
各自治体によって対応は違いますので、お住まいのエリアの自治体に電話で問い合わせるか、ホームページなどで確認してみてください。
サイトはコチラ➡東京都環境局
車のバッテリーは過放電に注意
過放電(バッテリーが上がること)はバッテリーの寿命を縮める要因で、注意が必要です。
過放電が発生する原因はいくつかあります。
具体的には
- エンジンを切った後ライトがついた状態で長時間放置する
- エアコンを長時間使い続ける
- アクセサリー電源を使ってオーディオを長時間聞き続ける
などです。
車種によって過放電が発生しないよう工夫されているものもありますが、そうでない場合は特に注意が必要になります。
一度でも過放電が発生するとバッテリーの質は大きく下がります。
エンジンを切ったらすべて電源が
- オフになっているか毎回チェックする
- 定期的にマイカーを運転する
など過放電には十分注意するに越したことはありません。
車のバッテリー処分方法1.ガソリンスタンドに持っていく
ガソリンスタンドは新しいバッテリーを購入する代わりに、古いものを回収してくれます。
ガソリンスタンドはどこにでもありますし、バッテリーチェックから依頼できるので、利用しやすい方法と言えるでしょう。
今回はオススメのガスリンスタンドを紹介します!
車のバッテリー処分はイエローハット
イエローハットでは、古くなったタイヤやオイルの他、廃バッテリーの回収も受け付けています。
回収されたバッテリーは、鉛蓄電池再資源化協会が運用しているリサイクル工場に持ち込まれ、解体、鉛など再生できるものと廃棄物として処理するものに分けられます。
廃品の有効活用が期待できますし、イエローハットで新しいバッテリーを購入した場合、古いものは無料で回収してくれますので、
バッテリーの交換が近づいているのなら、サービスの利用を検討するのも選択肢の一つです。なおオートバックスでは、廃バッテリー回収のみでも無料です。
サイトはコチラ➡イエローハット
車のバッテリー処分をガソリンスタンドに頼む費用
ガソリンスタンドで鉛蓄電池を交換する場合、かかる費用の相場は500~1,500円が目安です。
ガソリンスタンドに依頼する場合、新しいバッテリーの購入代と工賃で済みますが、
中には古いものを有料で回収しているところもありますので、依頼前に確認しておくことをおすすめします。
車のバッテリー処分方法2.回収業者に依頼する
回収業者に処分を依頼するメリットは、依頼から回収までの手続きが楽という点にあります。
業者はネットで簡単に探せますし、依頼もオンライン上で可能になります。
回収方法は郵送または業者が自宅まで回収に来ると分かれますが、後者であれば家から一歩も出ることなく、処理出来ます。
自分で交換するなど、回収のみを希望している場合は利用しやすい方法です。
無料で引き取って貰える場合も多いため、うまくいけば費用を抑えることも可能になります。
車のバッテリー以外にも回収してもらえる
鉛蓄電池の種類は
- 電動自転車用
- フォークリフト
- 家電用
など用途に合わせて複数あります。
処分を依頼する前、自分の持っているものすべてが回収してもらえるかどうか確認する必要が出てきます。
例えば産業用やシールドバッテリーは回収可能でも、アルカリ性の鉛蓄電池は対象外、という場合があるからです。
ビックカメラでは充電式電池の回収を行っています。
サイトはコチラ➡ビックカメラ
車のバッテリー処分方法3.自分で交換する
新しいバッテリーさえあれば、自分で交換することは可能です。
その際にかかる費用は商品代や付属品、廃品の回収代だけなので、コストを抑えたいという人に向いている方法と言えます。
オートバックスに廃バッテリーの処分を依頼した場合は、新品の購入代のみになります。
車のバッテリーを自力で交換する方法
用意するものは
- 新しいバッテリー、レンチなどの工具
- 作業用の手袋、メモリーバックアップ(必要としない車種もある)
です。鉛蓄電池のプラス端子を覆う軍手なども必要になります。
エンジンを切った直後の作業は避け、最低30分は置くことがポイントです。
バッテリーを外した後バックアップを接続します。
バックアップに接続することで、これまでのデータがリセットされることを防ぎます。バッテリー端子を外しますが、その際はマイナス端子から行ってください。
新しいバッテリーに置き換えたら、今度はプラス端子からケーブルを接続していきます。
接続後はバックアップを外し、本体を固定して終了です。
車のバッテリー処分を自分でした際の費用
新品の購入代が最低限必要になります。
工具やバックアップがすでに手元にない場合は買い揃える必要があるので、雑費が発生します。
廃品を処分する時、業者に依頼した場合500円ほど費用がかかります。
自分で作業する時にかかる費用は、5,000~10,000円を見ておくのが無難です。
車のバッテリー処分方法4.不用品業者に依頼する
不用品業者は全国に点在していて、比較サイトが登場するなどネットでも簡単に探すことが可能です。
ネットを使えば、好きな時に好きな場所から検索できるので、歩いて探すよりもずっと効率よく見つけることが期待できます。
関東であればオススメの業者は、フルサポート関東です!
不用品業者は使い古したパソコンやベッド、ソファーなどさまざまな物を引き取ってくれますので、要らないものをまとめて処分したいという時に便利です。
車のバッテリー処分を不用品業者に依頼する費用
基本的にかかる料金は、不用品の改修費用です。
不用品の大きさや量、種類などによって違いがあり、料金設定も業者任せのため、費用にはバラつきがあります。
一般的には地方自治体に依頼する場合よりも割高と言われています。鉛電池の相場は500~1,000円です。
他のものも一緒に回収して貰う場合は、費用がさらにかかります。できるだけコストを抑えるには、慎重に業者を選ぶことです。
無料で見積もりを受け付けているか、料金形態がわかりやすいか、サービスは充実しているか、などがチェックポイントになるでしょう。
複数の業者を比較すると、より選びやすくなります。不用品業者を利用したトラブルがいくつか報告されています。
法外な料金を設定していたり、所在地が曖昧な場合もあるので、任せて安心かどうか依頼前はよく検討したほうがいいでしょう。
業者のホームページに掲載されている情報をよく見ておくことをおすすめします。
車のバッテリー処分を関東でお考えの場合は?
車バッテリーの処分をご自身で行うことが難しい。そう言った場合には優良な業者に依頼されることをオススメします。
東京だけでも100を超える業者がありますので、その中から良い業者を探すことは難しいです。
もしあなたが優良な業者に依頼を考えているのであれば、フルサポート関東がオススメです!
- 見積もりの内訳をしっかりと出してくれる
- 今まで依頼された方の満足度が高い
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と言った条件を満たしており、口コミ評価では5点中4.94点と非常に高い評価を得ています。
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車のバッテリー処分方法5.リサイクルする
鉛蓄電池に使われている鉛は、リサイクル可能です。
回収を受け付けているリサイクルショップに依頼し、引き取ってもらいましょう。
リサイクルを目的に回収しているガソリンスタンドやカー用品専門店がありますので、そうした場所に依頼することで、間接的にリサイクルに出すことが可能になります。
車のバッテリー処分をリサイクル業者に依頼する費用
下取り回収として、無料で引き取って貰える場合がほとんどです。
鉛は比較的高額で取引きされるため、無料で回収を申し出る業者も多いのです。
回収方法は、直接業者のところに廃品を持ち込みます。
車のバッテリー処分を業者に依頼する際の注意点
希硫酸などリスクの高い物質を使っているため、取り扱いには慎重になる必要があります。
電池に使用されている希硫酸は、30%以上と薄められていますが、引火する可能性はありますし、交換作業中にも微量ですが水素ガスを発生させます。
自分で解体することだけは、絶対にやめましょう。
漏れた希硫酸で大怪我をしたり、爆発する可能性も捨てきれません。解体は業者に任せることが無難です。
自分で交換する時は、中の液が漏れないよう、常に平らに持つよう心がけます。
タバコを吸いながらの作業は厳禁です。火が発生しそうなものを近くに置くことも避けましょう。
周囲にも火気厳禁を伝え、交換中は十分気をつけるよう注意を促すことも、大事故を予防するポイントです。
古くなって交換が必要な鉛電池でも、電気を発生させる確率はゼロではありません。
端子に金属が触れた場合、発火する恐れがあります。
万が一を考え、作業中は金属との接触を避ける必要があります。端子を絶縁テープで巻くと良いでしょう。
車のバッテリー処分 費用まとめ
処分するときの費用は、選択する方法によって変わってきます。
ガソリンスタンドの場合、新品を購入することで回収代は無料になることがあります。交換する工賃も含め目安は500~1,500円です。
回収業者に依頼する場合も、無料または有料になります。有料の場合、回収費用は500円ほどです。
自分で交換する場合は購入する鉛電池代によって費用に差が出ます。5,000~10,000円が目安になるでしょう。
工具など必要なものを揃える場合、費用が上乗せされます。
不用品業者に依頼した時に発生する費用の相場は500~1,000円ほどです。
リサイクル業者は下取り回収という場合が多く、費用はほとんどかかりません。
車のバッテリーだけでなく他にも処分したい場合は
気づくと家の中は不用品だらけ、という場合も少なくありません。
「鉛蓄電池の処分が必要だと気づいた時に他のものも一緒に出したい」という人も多いのでないでしょうか?
その場合利用しやすいのが不用品回収業者です。
不用品回収業者が取り扱っている不用品は60品目とも言われ、一度に不用品を処分したい時に向いています。
サービス内容は業者によって差がありますが、依頼すると梱包や運搬など、処分の前段階の作業まで請け負ってくれます。
回収のために自らが作業する手間はほとんどありません。
品目別に料金が設定されていますので、品物によっては費用がかさむことも考えられます。大まかな費用を把握したいなら、事前に見積を依頼するといいでしょう。
より簡単にバッテリーの処分を行いたい場合はフルサポート関東がオススメです!
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