【エレクトーンの処分方法】厳選3選をご紹介!(2020年最新版)
2019.11.26
はじめに
使用されなくなったエレクトーンは大きくスペースを取るだけでなく、部屋の雰囲気も壊しかねないため本来なら処分しなければなりませんが、100kg以上の重量があるため一人で持ち運ぶ事はできません。
また、業者に依頼しようとしてしても頼む所と費用が分からない事も多いようです。これから処分方法と費用について説明します。
エレクトーンを処分してくれない自治体は多い
電子制御で押された鍵盤で音を出すエレクトーンは電源を必要とする電子オルガンで、楽器であり大型家電の一種でもあります。
大型家電は大抵自治体に運んで引き取ってもらうのですが、受け付けていない自治多が多く、引き取る事は少ないようです。
また、電子部品やプラスチック部品、木製部品も組み合わさっている家電であるため解体と分別が困難で、また家電リサイクル法のような法律もないので粗大ごみに出す事も不可能です。
エレクトーンの処分はごみ出し以外の方法で処分しなければなりません。
エレクトーンを無料で処分する方法3選
自治体で引き取ってもらえる事がない大型家電なので、主な処分方法は
- ネットで売却
- 無料での出張買い取り
- リサイクルする
の3つになります。
この3つの方法であれば無料で処分する事が可能です。
また、演奏可能で型式も比較的新しい場合や壊れて音が出ない場合があるため、エレクトーンの状態に合わせて処分の方法を変える必要があります。
エレクトーンの処分を無料で行う方法1.買取業者に依頼する
演奏可能で再販の可能性があるエレクトーンは買取業者に依頼した方が、便利でお得になるでしょう。年式が新しく高機能な物であれば高価で買い取ってくれます。
業者の中には無料の出張買取やwebで査定する所もあり、型番別に買取の相場を公開している業者までもあります。事前に買取価格が判明すればどのように処分すればいいのかが見えてくるでしょう。
もし依頼するなら査定のために事前にメーカー名や型番、製造年、色を調べておくだけでなく、傷や汚れ、使用状況のチェックもしておくとスムーズに進みます。
エレクトーン以外を処理する場合も
処分業者に依頼すると回収してくれますが、費用が発生します。
また、階段から降ろすと費用が追加される事もあります。違法業者だと他の不用品も引き取るケースがあり、その分の費用を請求される場合があります違法業者には一般廃棄物許可証がないので注意しましょう。
エレクトーンを買取業者に処分してもらうメリット・デメリット
買取業者に依頼するメリットは何よりも、処分費用をかけずに買取金額を入手できることです。出張買取や運搬も頼めば手間も少なくて済みます。
デメリットは古いタイプだと買取が難しいことです。10年以上も前のタイプではほぼ無理で、買取が可能な物はヤマハのELシリーズやステージア、D-DECKシリーズだけになります。
エレクトーンの処分を無料で行う方法2.ネットで売る
エレクトーンがまだ動いていればネットオークションに出品するという手もあります。古い年式でも必要としている人が幾人かいるため、その人に買い取ってもらう事が可能です。
ネットオークションに出品する前はメーカ名や型番、製造年、色を調べ、使用状況や傷なども確認しておきましょう。
手間や出品料がかかるものの、慣れている人にとっては敷居が低い方法となります。個人間での取引ですので、トラブルに発展しないように注意しましょう。
処分の準備を早めにしておく
オークションに出品してもいつ売れるか分からないため、引越を控えている時は処分期限の事を考慮して準備は早めにした方がいいでしょう。
また、大物家電であるため運搬が難しいので、運搬可能な業者と費用を調べて落札条件として加えておく事も忘れないようにします。
ピアノ配送が可能な業者であればエレクトーンも対応してくれます。
エレクトーンをネットで売るメリット・デメリット
ネットオークションなどに出品して売るメリットは、買取が難しい中古の型番でも必要としている人と取引できる可能性があり、取引が成功すれば買取金額の入手が出来る事です。
デメリットは手間と費用が掛かってしまう事や、個人間の取引であるため、ネットへの出品に慣れていないとトラブルに発展するケースが発生する事です。
エレクトーンの処分を無料で行う方法3.リサイクル
エレクトーンをリサイクル業者に引き取ってもらうという手もありますが、買取業者と同様に古い型番の引き取りは困難で、引き取ってくれるのは上位機種のEL-900のレベルに限られています。
アジアの発展途上国へ輸出する業者に引き取ってもらえる事もありますが、出張費の負担をしなければいけません。
ネットでリサイクルしてくれる買取センターを検索して査定と処分を依頼すれば、引き取りに来てリサイクルしてくれるでしょう。
ヤマハのエレクトーンELシリーズ
ELシリーズはヤマハの上位機種で、EL-8やEL-37、EL-900m、ELX-1mなど数多くあります。このなかで買い取ってくれるのがEL-900mです。
この型番であれば買取業者を見つけられるでしょう。
エレクトーンをリサイクルメリット・デメリット
リサイクルするメリットは無料で査定を行うだけでなく引き取ってくれる事です。
また、古いエレクトーンでも処分回収を承ってくれる事です。デメリットは、業者によって上位機種しか無料で引き取ってくれない場合があり、また100kgほどの重さがあるため、階段からの持ち運びが困難で買い取りに期待できない場合が多い事です。
エレクトーンの処分を行う方法【番外編】自分で捨てる
粗大ごみとして処分できない事が多いですが、中には引き取ってくれる自治体があります。場所によってですが、回収の対象になります。
しかし、その場合は自分で持ち運びをしなければならず、重量があるので大変な作業になってしまいます。自分で分解して別々に出すなどすれば、自分でごみとして捨てる事が出来るかもしれません。
エレクトーンの処分方法(大阪市の場合)
大阪で古いエレクトーンを処分するのであれば、不用品回収業者や引っ越し業者等に依頼して引き取りを依頼するという手があります。また、対応しているクリーンサービスでも引き取ってもらえる可能性があるようです。
エレクトーンの処分方法(京都市の場合)
自治体によって処分を承っている所があり、その自治体ではサイズは指定されているものの、下回るサイズの物であれば引き取ってもらえる可能性があります。事前に解体しておくと持ち運びに苦労する事はないでしょう。
エレクトーンの処分方法(東京都世田谷区の場合)
処理に対応しているクリーンセンターに持っていくことです。
持ち運ぶ前に分解しておけば処理が楽になるでしょう。また、引っ越し業者に依頼しておけば回収してくれます。対応している不用品回収サービスもあります。
エレクトーンを自分で処分するメリット・デメリット
メリットは自治体の中でも対応している所が極わずかにある事です。また、場所が近くにあれば分解した後に持ち運びが可能です。
デメリットは持ち運べるようにするべく自分で解体しなければならない、自分で回収場所まで持ち運ばなければいけない等手間がかかってしまう事です。また、回収センターによって費用がかかる事です。
エレクトーン以外にも処分するものがある場合
エレクトーンには、椅子や電源コードなどの備品が付いていますが、回収を専門とした買取業者やリサイクルセンターに、これらの備品の処分も依頼しておけば引き受けてくれます。
また、査定料が無料で業者による梱包や運搬作業のサービスも付属してている業者を選んでおくと良いでしょう。持ち運びをする必要がなくなります。
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