遺品整理お役立ちコラム

【会費2万円】遺品整理士認定協会の評判は良い?そもそもどんな活動をしているの?

【会費2万円】遺品整理士認定協会の評判は良い?そもそもどんな活動をしているの?

遺品整理士認定協会は何をする団体なのか?

昔は遺品整理は遺族が行う物でしたが、昨今は少子高齢化や社会の変化により誰もが忙しくなってきました。

ゴミ屋敷等の特殊な状況にある家もあり、遺品整理をするのにも多大な作業が付きまとう事も珍しくありません。

そんな部分をサポートする会社も増えて来ましたが、法整備が追い付いていない事もあり悪質な業者や、悪質でこそ無いものの配慮の無さにショックを受けたという声も出て来る様になりました。

そんな中、業界のモラル向上の為に遺品整理士という資格が生まれ、その資格認定を行う団体が遺品整理士認定協会が誕生しました。

ホームページはこちら➡遺品整理士認定協会

遺品整理士について

遺品整理士

国家資格では無く、民間資格になります。

認定する遺品整理士認定協会の定義では「遺品整理の取扱手順や遺品整理にかかわる法規制などの知識を正しく身につけている者」となっています。

つまり、相続関係から故人の供養関係まで、遺品整理に関係する事を熟知した専門家であると考えて下さい。

人が亡くなると葬式の手配や、相続の関係等で忙殺されてしまう事が多いですが、そんな時に適切なサポートスタッフが存在してくれるととても心強い物があります。

その意味で、現在需要が大きく高まっています。

遺品整理士の合格率は?

遺品整理士認定協会が設定している養成講座の受講と、試験合格が遺品整理士資格確保の為には必須ですがその合格率は約65%程とされています。

平成22年に組織が動き出し、それから毎年3,000名前後の合格者を出していますが、廃棄物処理の知識や、個人の供養等の繊細な問題への対処法等勉強の範囲は結構広いです。

それぞれの分野の専門家に繋げられる程度の実力が求められますので、合格を目指す場合は本腰を入れた勉強をしないといけません。

遺品整理士認定協会が出来た社会背景について

遺品整理士協会

遺品の整理をサポートすべき行政や業者も手探り状態が続き、現在は玉石混合状態になっています。

これを放置したままにすると、遺品整理に対する評判やイメージが致命的に傷つき、利用者も業者もどっちに取っても良い結果にはなりません。

そんな状況を打破する為には、業界全体でモラルの向上を考えなければならず、その試みの1つとして遺品整理士資格が設定されました。

遺品整理士認定協会の評判は良いのか?

民間団体であり、遺品整理士の資格も設定されてから歴史が浅いという意味では賛否両論があるのは間違いありません。

ですが、業界内で設定された資格なだけであり、遺品整理士の資格は知名度もかなり浸透してきています。

多くの会社で資格保有者が在籍している情報を出す所も増えてもきており、一定のクオリティを持った会社を探すという意味において、遺品整理士の資格は間違いなく意義深い物と言えます。

そういった事を踏まえるならば、業界のモラル向上や、利用者に判断材料を提供する活動の中心を担っている遺品整理士認定協会の活動は評判が良いと言っても過言ではありません。

特殊清掃の分野等とも連携していますので、これからも大きい活躍が期待されます。

遺品整理士認定協会の理念について

協会の理念は「自分達が生きるこの時代に、何が出来て何を残せるのかを毎日問い続ける」となっています。

この他にも魂の四原則という事で

  • 「遺族への思いやりを持った対応」
  • 「身だしなみの清潔さ」
  • 「個人への敬意」
  • 「遺品を自身の家族の持ち物と同じ様に丁寧に扱う」

があります。単に事務的に片付け作業を行うのではなく、故人やそれに関わった家族の人生を大事にするという事があって、初めて遺品整理は意味を持つと考えているという事です。

遺品整理士認定協会の目的とは

日本の弱まった家族の証や地域の絆を、遺品整理事業を通して回復させていく事を目的としています。

その為に、法律の順守と優秀な遺品整理士の育成事業を進めて行くというのが第1目的です。

これ以外にも第2目的として、命と向き合う遺品整理の仕事を切欠とし、不登校は引きこもりの社会復帰を助けるという物も設定されており、実際に社会貢献活動も行っています。

現在は東日本大震災の被災地である石巻や仙台、宮古市の高齢者や不登校児等の月1の見守り活動がメインです。今後もこの活動は継続が予定されています。他にも、闘病生活を送る子供達を支援する「J.POSH奨学金まなび」への寄付等も行いました。

ホームページはこちら➡NPO法人「J.POSH」

遺品整理士認定協会の登録業者は863社

遺品整理士認定協会に登録している事業者は平成30年12月の時点で、863社となっています。

現在は更に増えて900社を超える規模であり、その分だけ社会認知度も大きく広がりました。

加盟団体も、全日本葬祭業協同組合連合会や公益財団法人全日本仏教会、公益財団法人北海道暴力追放センター等が名を連ねています。

平成31年で9周年を迎える事になり、まだ歴史こそ浅いですが、遺品整理業への需要の高まりを示す結果とも言えます。

遺品整理士認定協会の年会費は2万円

遺品整理士認定協会 年会費

特別賛助会員は入会金5万円で年会費が2万円であり、一般会員は2万円です。

5万円の方は弊協会という遺品整理士認定協会を企業として支援する会に、賛同するという場合の設定という事で法人向けと考えて下さい。

少し高めの設定になっていますが、求人会費という事で考えた場合は、資格保有者を良い条件で雇用するというケースも増えていますので、長い目で見たら丁度良いバランスと言えます。

会社内でスタッフとして働くだけでは無く、独立開業したい人向けのサポートサービス等も完備している事等も見逃せないポイントです。

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