分別不要のゴミ回収業者に依頼すると数万円?その料金相場とメリットについて
2023.02.23
はじめに
引越しや遺品整理などで、家の中にあるものをすべて処分したいとき、一般のごみ回収ではもっていってもらえないような粗大ごみのように分別をして良いかわからないようなごみが出るものです。
そんな時に不要なものを分別不要で、すべてまとめて回収してもらえる業者があります。
そのような業者に依頼をするととても便利なのですが、費用はどれくらいかかるのでしょうか。またどのようなメリットがあるのかなど詳しく解説をしていきましょう。
不用品回収業者とは
自治体が回収するごみは、一般的なごみ収集の場合は、決まった曜日に出す必要があります。粗大ごみなど大きなものは月に一回程度回収してもらえる自治体もありますが、自分でごみ収集場に持ち込んだり、予約を入れて順番待ちをしてから引き取りに来てもらうという方法がとられます。
しかしゴミ回収業者なら、依頼をして契約を交わすことで、不要なものをすべて運び出し、分別不要で引き取ってもらうことができるのです。
不用品回収業者を使わない場合は手続きが必要
引越しなどで出るごみの多くは本や書類などの紙類、衣類、食器類などの小物と、家電製品や大型家具などの粗大ごみです。
細かいものから大きなものまでたくさんの不用品をそれぞれ分別することになりますが、決まった曜日に収集するごみはそのまま出すことができても、家電や家具など大きな粗大ごみの場合は、手続きをして収集してもらうことになります。
自分でごみ収集場に持ち込むこともできますが、引き取りの場合は、まず自治体のごみ収集専用ダイヤルに電話をかけて予約を入れます。その際は引き取ってもう数に上限があり、すべての物の内容を伝えてその内容と一致するものだけの収集ということになります。
さらに予約を入れたうえで、粗大ごみ処理用の収入証紙をコンビニやスーパーなどで購入して貼り付けて置き、指定された日時に家の前などに出しておくのですが、予約が多いとずいぶん先の回収日になることもあります。また家電リサイクル対象商品など自治体では回収できないものもあるので、確認が必要です。
不用品回収業者と料金を比較すると?
例えば、ソファを回収してもらおうとするとき自治体なら1600円のところ、ゴミ回収業者なら二人掛けソファで5000円かかります。
ベッドも同じで1600円と5000円という違いがあるので、料金的には自治体の方が、回収業者よりも安く利用することができます。
不用品回収業者と処分できるモノを比較すると?
自治体の場合は
- エアコン
- テレビ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
の家電リサイクル法対象の4品目と
- パソコン
- 事業所から出る大型ごみ
- ピアノ
- 消火器
- 耐火金庫
- タイヤ
- 有害または引火性のあるもの
- 土砂や石
- そして180cmを超えるもの
- 二人では運べないようなもの
は処分できません。
不用品回収業者は産業廃棄物とパソコン、精密機械に関しては対応できない場合もありますが、そのほかのものは有害性と引火性のあるもの以外は引き取ってもらうことができます。
分別不要なゴミを回収してくれる業者は少ない
ゴミ回収業者は、自治体よりも多くのものを分別不要で引き取ってもらうことができますが、なんでも持っていくというわけにもいかないのです。
例えばごみ屋敷の場合など、糞尿などの汚物や腐った食べ物の残り物などの生活ごみが散乱している場合もあるでしょう。なんでも対応するといっても、汚物は専門のの回収業者でないと、一般の廃棄物処分場でも処分できないので業者の方も困ってしまいます。
そのため汚物や生ごみにまで対応するゴミ回収者は実は少なく、依頼をする際には確認が必要です。
不用品回収業者に依頼する3つのメリット
ゴミ回収業者に依頼をすると、家の中にごみがたくさんあっても引き取られることが1つ目のメリットです。
例えば粗大ごみの場合、自治体なら一回に出す数が決まっているのですがゴミ回収業者の場合はトラックに積める分なら、どんな量や数のゴミでも積めるからです。
2つ目のメリットは分別不要でどんどん不用品を運び出すことです。
分別不要といっても処分をする際には分別が必要なので、分別はゴミ回収業者が職場に戻ってから行います。
3つ目のメリットはいつでも実施してくれるということです。自治体は順番待ちで実施まで時間がかかりますが、ゴミ回収業者なら時間があいていればいつでも回収をしてもらえます。
不用品回収業者に依頼する際に必ず注意したい点
ゴミ回収業差に依頼をすると、自治体よりも高い料金がかかってくるので出来るだけ抑えたいということがあるでしょう。
そんな時「無料で回収します」という業者が回ってくることがありませんか?実は処分にはお金がかかるので無料で回収をするというのでは商売が成り立たないどころか赤字になってしまいます。
無料で回収をすると業者には、買取専門のリサイクル業者がついていたり、海外への輸出ルートを持っているのです。
しかし中には、不法投棄など産業廃棄物処理法に違反をした方法で処分をしたり、必要な免許を持たずに回収業を行っている場合もあります。
また無料と謳いながら後で高額な料金を請求されるということもあるので依頼する際には注意が必要です。
不用品回収を遺品整理業者に依頼することも可能
ゴミの回収は、ゴミ回収業者だけでなく遺品回収業者に依頼することもできます。名前は遺品回収ですが、遺品回収業者も亡くなった方の家の中のものを処分するので粗大ごみや家電なども回収していて、ごみ回収業者と同じことを行っています。
遺品回収業者は遺品を扱う人として遺品整理士の免許もあれば安心ですが、その免許だけでなく、ごみ回収業者と同様に回収・運搬業や処分業の免許を持ち、産業廃棄物処理法に則ってごみや遺品の回収を行っているので、安心して依頼をすることができます。
ゴミ回収を遺品整理業者に依頼するメリット
遺品整理はただ分別不要でいらないものを回収するだけではなく、遺族の意見を聞きながら不要なものと残しておきたいものに分けたり、買い取れるものは買い取って、料金からその分を差し引いたり遺族に支払うなどの対応もしてもらえます。
お客様はゴミと思っていたものでも、買い取ることで喜ばれます。
また遺品整理業者は、遺品を供養してお焚き上げをしたり、ハウスクリーニングや諸州作業まで行ってもらえるというメリットがあります。さらに遺品整理を行った不動産のリフォームや売買、買取までかかわってくれる遺品整理業者もあります。
ゴミ回収を遺品整理業者に依頼した際の料金相場
遺品整理業者の料金は間取りと回収する不用品の量を合わせて決められます。
例えば作業員が1人から2人で1時間から3時間で終了するようなワンルームのような場合の相場は3万円から8万円、2LDKなら3名から6名の作業員で3時間から8時間の作業時間を費やすので12万円から30万円、3LDKの場合は4人から8人の作業員が5時間から12時間かけて作業をし17万円から50万円というのが相場です。4LDK以上になると22万円以上で、見積もりが必要になります。
それに回収量が軽トラック1台分なら2万円から4万円、2トントラックなら1台で5万円から8万円の料金がかかるので、それが加算されます。
ゴミ回収業者に分別不要なモノを依頼する場合は慎重に
ゴミ回収業者に依頼をすると、料金は掛かりますが分別不要で、ほとんどの物は引き取ってもらえます。しかも家の中まで入ってきて運んでもらえるので、手間もかからずに便利です。
そこでごみ回収業者に依頼をすることになった場合、インターネットなどで業者を調べて依頼をすることがおおいです。料金に関しては業者が自由に設定しているため大きなばらつきがあります。
そのため業者によって異なるのですが、料金が記載されていなかったり、相場とかけ離れて高かったり安かったりする場合は、理由を確認することも大切です。
安いからといって依頼した後、不法投棄されていたということがあれば大変です。高すぎる場合も悪徳業者の可能性があるので注意が必要です。
相場に近い料金設定のある回収業者は料金的には安心ですが、対応の良さや業務の内容については見積もりをしてもらうことで確認ができます。
その際1社だけに見積もりを依頼するのではなく、3社程度の複数業者に相見積もりをとってもらうことで業者の比較ができ、より良いところを選ぶことができます。
高額な費用を支払って回収を行ってもらうので、業者選びは慎重に行うことが大切です。
良いゴミ回収業者を選んで、分別不要で手間もかからず、家の中をすっきりしてもらえるといいですね。
おすすめの遺品整理・不用品処分業者
悪徳業者への対策は、悪徳な業者に依頼せず優良な業者に依頼するということです。遺品整理を扱う業者は全国に約1万社あると呼ばれていて、「遺品整理」や「生前整理」を扱う業者の中から、自分が良いと思う業者を選ばなくてはなりません。
東京だけでも100を超える業者がありますので、その中から良い業者を探すことは難しいです。
もしあなたが優良な業者に依頼を考えているのであれば、フルサポート関東がオススメです!
- 見積もりの内訳をしっかりと出してくれる
- 今まで依頼された方の満足度が高い
メインエリアは東京、埼玉、千葉となっておりますので、もしそのエリアにお住まいの場合は下記より無料のお問い合わせをしてみてください!
また、不用品回収や遺品整理でお悩みのことや気になることがありましたら私たち「遺品整理の窓口」までお気軽にご相談ください。
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