【簡単】ライターのガス抜き方法。100円ライターやガスボンベなど種類ごとに解説!(2020年最新版)
2020.03.05
ライターのガス抜きは捨てる際に必要
今回はライターのガス抜きの方法についてお伝えします。
- 100円ライターの場合
- 注入式ガスライターの場合
- ガスボンベの場合
など種類別に紹介していきます。
ろうそくやお線香に簡単に火を着けられるライターは非常に便利なので、ひとつは家庭に置いておきたいものです。
一つひとつ大きさが違うのでガス抜きの方法が違ってきますので、しっかりと最後までお読みください。
今回は2020年最新の情報をもとにお伝えしていきます。
使い終わって捨てる際には自治体のルールに従う必要があります。
ライターはほぼ必ず、ガス抜きをした状態で捨てなければなりません。
もしガスが残っている状態で捨ててしまうと、焼却処分をする場合には引火して爆発に繋がる怖れがあるので危険だからです。
そしてガス抜きの作業は方法さえ覚えてしまえばそれほど難しいことではありません。
そこで特に専門的な知識や作業が必要なくても、一般の人が行なえるガス抜きの方法を説明します。
ガス抜きを簡単に行う方法(100円ライターの場合)
最も簡単に手に入れられるライターは、スーパーや雑貨店で100円で購入できる種類です。
そしてそのほとんどがガスがなくなると使えなくなる使い捨てタイプです。
ダイヤルで火を着けたり蓋が付いているなど色々な形がありますが、どれも共通してボタンを押している間はガスが出続ける仕組みをしています。
なのでガス抜きをする際には火を着けない状態で、中身がなくなるまでボタンを押した状態を維持するだけで良いです。
ガスが本当に残りわずかだと押し続けることもできますが、目で確認できる程の量があればガスが抜けきるまでに時間がかかります。
ライターのガス抜き時間は30分程度
ライターは火が着かなくなってからもガスが残っている状態なので、完全に抜け切るまでには少なくとも30分程度はかかると考えましょう。
そのためボタンをテープか何かで固定して、放置しておいた方が良いです。
その際にちゃんとガスが抜けているかどうかを音で確認しましょう。
シューという音がすれば、それがガスの抜けている証です。
またガスが充満してしまうと危険なので、屋外の空気が流れている場所に置くようにしましょう。
ガス抜きを簡単に行う方法(注入式ガスライターの場合)
出典:日本喫煙具協会
注入式のライターは、新しく燃料を入れてあげるとまた火が着くようになります。
それでも必要がなくなって捨てることになった場合には、使い捨てと同じようにガス抜きをしなければなりません。
そして注入式の場合は、着火口ではなく注入口の方からガス抜きを行ないます。
注入口は穴の中に金属が出っ張っている形になっていて、そこを押すと口が開いて中身が出るようになります。
指では穴の中までは届かない上に危険なので、ドライバーのような細長い金属の棒を使用するようにしましょう。
そしてガスが抜けるシューという音が聞こえなくなったら完了です。
ガス抜きを簡単に行う方法(ガスボンベの場合)
注入式のライターを捨てる際には、補充するためのガスボンベもあるかもしれません。
ライターがなければもちろんガスボンベもお役御免ですが、捨てるには同じように中に残っているガス抜きが必要です。
作業の際にはより大量のガスが出ることが考えられるので、必ず風通しの良い屋外で作業するようにしてください。
作業自体は単純で、ボンベの口を地面に押し付けるだけです。その際にガスがちゃんと逃げられるように、少し斜めに傾けてあげましょう。
最初の勢いでガスが液体になって地面に着くことがありますが、すぐに気化するので問題ありません。
ライターのガス抜きを行わずに捨てると?
ライターをガスが残った状態のまま捨ててしまうと、それがいつどこで引火に繋がってしまうかわかりません。
ゴミ収集車に積まれた時に他のゴミに圧迫してひびが入って気化したり、焼却時にプラスチックが溶けて一気にガスが噴き出るなど、色々な状況が考えられます。
少しずつ使用することで長い間火を灯し続けられるエネルギーが、一気に使われてしまうわけです。
そのためどの場合でも人の命に繋がりかねないほど危険なので、必ずガス抜き作業は行なわなければなりません。
ライターを郵送することは難しい
ガスがまだ十分に残っているライターを処分する方法としては、他の人に譲って使い切ってもらうという選択肢もあります。
ただその際に気を付けなければならないのは、譲渡する際に郵送や宅配便は使用してはいけないということです。
郵便の場合はライターに使用されている燃料を名指しで禁止していて、宅配便も爆発の怖れがあるものは運べないとしています。
なので誰かに譲る場合は手渡しを原則として、それが無理だった場合は他の方法で処分するようにしましょう。
ライターのガス抜きは簡単に行えます
ライターのガス抜きは火を着けられるような大人であれば、誰でも簡単に行なえます。
道具も固定するためのテープや、注入式の作業に使用するドライバーといった、どの家庭にもありそうなものを用意するだけで済みます。
ただ引火性の高い燃料を取り扱うことにはなるので、安全のためにも屋外での作業など最低限のルールは守るようにしましょう。
その点さえ気を付ければ、後は数分から長くても1日以上はかからずにライターを安全な状態にできます。
ライター以外にも捨てるものがある場合は
ライターは火を着けるための主な道具なので、捨てるとなればボンベなど周辺の道具も必要なくなるため、一緒に捨てることも多いはずです。
そしてライター本体と同じように、取り扱いを間違えると危険に繋がることも考えられるので、ガス抜きと同じように慎重に処分方法を考えなければなりません。
もし捨て方が分からない場合は上記のお電話番号にご連絡ください。
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