遺品整理は持ち家や賃貸によって変わる?
2023.01.29
遺品整理の方法や手順は、シチュエーションによって変わってくるかと思います。
本日は、故人の家が持ち家または賃貸だった場合の遺品整理の方法についてご紹介していきます。
故人の家が持ち家の場合
持ち家の場合は、時間や日数を気にすることなく比較的ゆっくりと遺品整理を行うことができるかと思います。
持ち家だと一軒家や長年住んでいることから遺品の数が多い可能性が高いです。
遺品整理をする人数が少ないと大変かもしれないので遺品整理業者に頼むことを視野に入れるといいでしょう。
一軒家で遺品整理を業者に頼むとかかる費用の相場は4LDKで20〜60万ほどです。
またお家の状況や遺品の量、広さによって費用は変わってくるので、あくまで目安として考え実際にお問い合わせをしてみることをおすすめします。
また、その後の持ち家は相続人が管理することになります。
故人の家が賃貸の場合
持ち家に対して、賃貸はスピーディーに遺品整理を行わなければいけません。
時間がかかるほど、家賃や光熱費などがかさんでしまう為です。
まず賃貸の場合は、賃貸借契約書を確認しましょう。
賃貸借契約書とは賃貸物件を借りるための契約書のことです。
一般的には、賃貸の条件に関する項目(家賃、契約年数など)や重要事項が記載されてます。
- 退去の手続きを進める
故人が住んでいた賃貸にそのまま住む場合以外は、賃貸を解約しなければいけません。
賃貸契約書を確認して、大家または不動産会社に連絡を入れましょう。
契約終了よりも早く退去すると違約金が発生します。 - 賃貸の清掃
退去どきは、傷や壁の汚れなど原状回復義務が課されることが多いです。
賃貸契約における原状回復とは、部屋を居住する前の状態に戻すことです。
部屋の清掃をし、家具も全てない状態にしなければいけません。
落とせない汚れや破損した部分がある場合は別途で費用を請求されるかと思います。
賃貸の特殊清掃とは
特殊清掃は、故人が孤独死や事件によって亡くなり部屋が汚れてしまった場合に、普通の清掃ではできない専門の掃除を行う業者のことです。
特殊清掃のサービス内容は、消臭や汚れの洗浄、害虫の駆除、遺品整理などが含まれています。
特殊清掃の費用は、死後の期間や現場の状況によって変わります。
専門の技術で特殊な洗剤を使うことから費用が高いことが多いです。
費用の相場は1LDK、5時間ほどの作業で7万円〜ほどかかります。
状況によって別途で費用がかかることもありますので、お見積もりやお問い合わせをすると良いでしょう。
特殊清掃は早期であるほどに費用が少なく済みます。
生前整理を視野に入れておく
生前整理とは生きているうちに自分の財産や持ち物などを整理して、不要なものをあらかじめ処分したり遺族が困らないように遺書を準備しておくことです。
生きているうちに死後を考えることは、お辛いでしょう。
しかし大事なご家族のためや自分のためにも生前整理をすることをおすすめします。
ご家族で話し合いをして、一緒に整理や片付けを少しずつ話してみることもいいかもしれません。
生前整理に関しては以下の記事を参考にしてください。
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