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ウジ虫の駆除方法5選!そもそもどこから発生するのかについて教えます。

ウジ虫の駆除方法5選!そもそもどこから発生するのかについて教えます。

うじ虫とは

うじ虫とは、一般的にハエの幼虫のことを指します。

アブの幼虫のことも指しますが、ハエとアブは同じハエ目に属しており、両者とも生体や姿が似ており特に区別する必要はないかもしれません。

幼虫は白っぽいブヨブヨした体をしており、足はなくウネウネと体を動かすだけであり、もっぱら食べることに特化した姿・形をしています。

ハチの子やカブトムシの幼虫などと姿は似ていますが、これらより体のサイズは小さくなっています。

うじ虫が発生する原因

うじ虫の成虫であるハエは、腐敗した食べ物や動物の死体や糞に集まる習性があります。

それはハエ自身の食事だけでなく産卵場所にも選ばれているためです。

腐敗した食べ物などに産卵された卵は、一日足らずで孵化します。

れがうじ虫であり、一週間もすれば成熟しサナギとなり、さらに4~5日もすれば成虫(ハエ)となり空へ飛んで行きます。

うじ虫が発生するには、成長の源である腐敗した食べ物がそこにあることです。

家庭の中で言えば生ゴミがこれに当たるでしょう。

逆に言えば、生ゴミの処理をきちんとしておくことで発生はかなり防げるとはずです。

また排水溝の奥のゴミヘドロも原因となることがありますので、しっかりとした清掃や処理が必要となります。

ウジ虫を駆除せず放置しておくとさなぎになります

うじ虫 駆除

ハエが産卵をしてから早くて半日、遅くとも3日で孵化します。

孵化した幼虫のことを「うじ虫」と呼び、食料(腐敗ゴミや糞)が豊富にある環境では一週間ほどで蛹(サナギ)になります。

サナギの期間はほんの4~5日しかありません。

サナギになると動くことがほとんどないので、人が見ても見つけづらい状態であると言えます。

4~5日経ったサナギが成虫(ハエ)となります。卵を産みつけてから成虫までは二週間ほどしかありません。

ハエがあっという間に増えてしまうのはこの成長サイクルの早さにあります。

ウジ虫を駆除する方法5選

方法は大きく5つあります。

  • ①熱湯をかける方法
  • ②漂白剤をかける方法
  • ③珪藻土(ケイソウド)をまく方法
  • ④防虫剤を置く
  • ⑤殺虫剤を使う

ではこの一つひとつについて紹介していきます。

あなた自身ができそうなものを一つ選んでみてください。

ウジ虫を駆除する方法1.熱湯をかける

ウジ虫 駆除 熱湯をかける

誰でも簡単にできる駆除方法の一つです。

うじ虫は熱湯に弱いので、70℃~100℃のお湯をかけることは効果的です。

ポットやヤカンに沸かしたお湯(70℃~100℃)をかけるだけでできます。

うじ虫のやわらかい体には熱湯を防ぐことはできないため、一気に死に至らしめます。

熱湯をかけた場所が腐敗したゴミのあるところであれぱ、熱湯をかけて殺菌・浄化することができ、うじ虫が発生しにくい環境にすることもできます。

他にお酢と水を混ぜた「酢水」を作り、スプレー容器に入れてシュシュッと撒く方法もあります。

お酢の酸の力で幼虫にダメージ与えたり、酢水を撒いたところが酸性に変わり、幼虫が発生しにくい環境にすることができます。

ウジ虫を駆除する方法2.漂白剤をかける

ウジ虫 駆除 漂白剤

家庭用の漂白剤と水を1:1にして作った溶液をスプレー容器に入れて撒くという方法です。

スプレーにすることで幼虫への速効性は低くなりますが、広範囲に撒くメリットがあります。

うじ虫は大量に発生していることが多いので、広範囲に撒く方が駆除としては効果的でしょう。

ご家庭で犬を飼っている場合は、この他に犬用シャンプーを使用するという方法もあります。

犬用シャンプーには「ペルメトリン」という成分が入っており、これがシラミやウジに作用し死滅させることができます。

熱湯だけの駆除では不安な方には、熱湯に犬用シャンプーを数プッシュ加えて、うじ虫にスプレーすればさらに効果が上がるでしょう。

ウジ虫を駆除する方法3.珪藻土(ケイソウド)をまく方法

ウジ虫 駆除 珪藻土

珪藻土はホームセンター等で簡単に手に入ります。

珪藻土で作られたお風呂マットは水分をよく吸収すると最近人気のアイテムですが、水分の吸収効果が幼虫に作用し、死に至らしめることができます。

幼虫が生息している腐敗した食べ物や糞自体から水分を奪い乾燥させることで、その後の発生を抑制させる効果もあります。

石灰や塩にも珪藻土と同じように水分を奪う作用があります。

殺虫効果が高いこともありますが、あらかじめ撒いておけば発生を抑制することもできます。

ただし、土に塩撒いてしまうと植物が育たなくなってしまいます。

家庭菜園をしている方は使用に注意してください。

これらも簡単に手に入るものなので、手軽に始められる方法ではないでしょうか。

ウジ虫を駆除する方法4.防虫剤を置く

ウジ虫 駆除 防虫剤

衣料用防虫剤はタンスやクローゼットの中で使用され、どこの家庭でも使われているものでしょう。

うじ虫が発生している場所(ゴミ箱など)防虫剤に含まれる「ナフタリン」が殺虫効果を生んだり、幼虫を忌避させる効果があります。

防虫剤を撒いておけばうじ虫の死滅だけでなく、成虫であるハエを寄りつかせなくさせる効果を生みます。

新たなハエによる産卵を防ぐことができ、環境を良くすることができます。

サイトはコチラ➡防虫剤(アース製薬)

ウジ虫を駆除する方法5.殺虫剤を使う

ウジ虫 駆除 殺虫剤

殺虫剤メーカー各社から様々な商品が出されています。

代表的なものでピレスロイド系の殺虫剤には、ハエやゴキブリなどの害虫の神経系に作用し、一瞬のうちに死に至らしめる効果をもちます。

当然うじ虫にも効果がありますので、目の前にいるウジを真っ先に駆除したいのであれば最も効果的な方法であると言えます。

殺虫剤はホームセンターやスーパーなどどこにでも売っているので購入に困ることはないはずです。

虫嫌いな方がご家庭にいるなら一本は常備しておきましょう。

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ウジ虫が卵からさなぎへと成長する過程

うじ虫の成虫であるハエは腐敗した動物や植物、糞などを食べ物としています。

腐敗臭につられて集まってきてこれらを食べるのですが、メスのハエは同時に産卵も行います。

幼虫の食べ物も成虫と同じ腐敗したものですが、まるで子どもの好みがわかっているかのような行動です。

一回の産卵で卵を50個から150個も産みつけますから驚きです。

卵から孵った幼虫がうじ虫であり、周りが食べ物であふれている天国のような環境であるため、ムシャムシャ食べ続けあっという間に成長しきった状態になります。

それは孵化してから一週間ほどしか経っていません。

その後サナギになりますが、これは成虫になるための大事な変身段階です。

ウジ虫の成虫はハエ

ウジ虫 成虫 ハエ

「うじ虫がわく」という言葉がありますが、死体にうじ虫が大量にウジャウジャと発生している様子をみて、昔の人はうじ虫がどこから出てきたかわからず、死体から自然に発生したと思ったのではないでしょうか。

現代ではハエが死臭に反応して集まってきて、腐った体に卵を産みつけて、それらが孵化しウジャウジャ発生したことがわかっています。

ビーカーに入れた魚の死体を、一方にはフタをしもう一方には何もしないで置いておいたら、フタをしない方にだけウジがわいたという実験からわかったことです。

知らない人からしたら非常に気味の悪いことだったはずです。

うじ虫の発生を抑制するためには、まずハエがたからないようにし、卵を産みつけさせないようにすることが肝心です。

ウジ虫を駆除する上での注意点

ウジ虫 駆除 注意点

これまで見てきたような駆除の方法で注意することがあります。

熱湯を使う際にはヤケドに注意したり、スプレー容器に入れる場合には、熱湯に弱いプラスチック製品は使用しないようにすべきです。

殺虫剤を使用する時は換気をよくし、直接成分を吸い込まないように気をつけなければなりません。

他の珪藻土や塩、石灰などは使い方や使いすぎにより環境悪化を招くおそれもあります。使用には注意書きをよく読んで使用してください。

またうじ虫は大量に発生しているため、駆除漏れがあると再び発生してしまったり、原因である腐敗したものが取り除けなければ意味がなくなります。

ウジ虫の駆除業者を選ぶ上でのポイント

うじ虫は大量に発生するもので、一匹でも残せば元に戻ったりするかもしれず、発生原因も徹底的に除去しなければなりません。

的確な作業をしてくれる業者を選ぶ必要があります。

地元の業者を選ぶのも一つの選択であると思います。

地元の密着の業者であれば、地域の口コミに敏感であるため下手な作業はできなくなります。

近くに店舗があれば迅速に対応してくれることもメリットになります。

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