【驚愕!!】ゴキブリの卵や幼虫に関して種類別に解説|駆除の方法3選についても(2020年版)
2020.01.16
はじめに
不快な害虫として圧倒的上位に挙げられるゴキブリ。
このゴキブリは幅広い環境で生息することができます。
そして人家は非常に暮らしやすいので、出会ってしまう確率が非常に高いです。
今回はゴキブリの卵や幼虫について、またその駆除の具体的な方法について2020年最新の情報をもとに紹介します。
ゴキブリには種類がある
基本的なシルエットや動きは同じなので不快感を与える点は変わりませんが、複数の種類があります。
日本では
- クロ
- ヤマト
- チャバネ
- ワモン
の4種類がほとんどを占め、それぞれ生態が異なります。
もし種類を見分けることができた場合は、より効率的な駆除ができます。そのため可能であれば4つ全てを把握しておきましょう。
ゴキブリの種類1.クロゴキブリ
文字通り黒い姿をしていて、ゴキブリの定番とも呼べます。
そのため特徴らしい特徴がなく、日本全国に広く生息しています。また昆虫らしく飛行能力を持っているため、退治する際には自分の方に飛んでこないように注意しましょう。
クロゴキブリの卵や幼虫について
1回の産卵で20から30個入った卵しょうを産みます。
孵るまでの期間は30日から50日前後で、成虫になるまでは3ヶ月から1年かかります。
その後5ヶ月程成虫の状態を維持するため、大体1年半の間で1世代のサイクルが終わると考えると良いです。
ゴキブリの種類2.ヤマトゴキブリ
東北から近畿のエリアに生息していて、特に木造住宅を好みます。
大きさは2cm台であることが多いという、比較的小さめです。
またゴキブリらしい光沢が少ないのも特徴で、羽の構造がしっかりとわかる見た目をしています。
ヤマトゴキブリの卵や幼虫について
1回の産卵での卵しょうに含まれる数は10から20と少なめですが、それを数日という短いサイクルで繰り返す性質を持っています。
そのため最終的な数は多くなります。そして幼虫から成虫にかけての期間は1年程度です。
ゴキブリの種類3.チャバネゴキブリ
クロゴキブリと同じくらい定番で、名前も同じように見た目の色から付けられています。
4つの中でも最もサイズが小さく、1cm程度で生涯を終える個体も多いです。
そして寒さを苦手とするため、家電などの暖かい場所を特に好む性質があります。
チャバネゴキブリの卵や幼虫について
成虫でもサイズが小さいことから、寿命のサイクルも短いです。
孵化も1ヶ月以内に済ませて、3ヶ月で成虫になります。そして成虫の期間は幼虫と変わらない3ヶ月程度です。
ひとつの卵しょうに入っている数は約30個と多いですが、寿命が短いため全体数は少なめです。
ゴキブリの種類4.ワモンゴキブリ
元々沖縄など暖かい地域に生息していたものですが、人の生活ルートに乗る形で本州へと進出し、暖房設備が整った北海道でも繁殖するまでに至っています。
なによりそのサイズが特徴で、4cmを超える個体もいるほどです。
ワモンゴキブリの卵や幼虫について
卵から孵るのに1ヶ月以上かかるという遅さですが、その分寿命が長いという特徴を持っています。
幼虫期間が長くて1年、成虫の状態でも1年半活きることもあります。
寿命が長くなっても産卵のサイクルはそこまで長くならず、しっかり数百個産み落とします。
ゴキブリのメスは500匹の卵を産む
どの種類も卵を産む仕組みは共通していて、卵しょうというカプセル状で産み落とします。
その卵しょうひとつの中には数十個の卵が入っていて、1ヶ月前後で孵化します。
メスは何回でも交尾と産卵を繰り返すことができ、1匹だけで生涯におよそ500個の卵を産みます。
そして孵った幼虫は早いものであれば3ヶ月程度で成虫になるため、数が一気に増殖します。
そのため産み落とす前に駆除して、世代の継続を断ち切らなければなりません。
殺される時にも卵を産む?
メスは卵しょうを身体に抱えたまま行動し、死ぬ際には切り離すことがあります。
次の世代だけは生かそうとする、非常に厄介な機能です。
なのでメスの個体を退治したからといって安心してはいけません。
周囲に卵しょうが落ちていないかを確認する必要があります。
それはどの退治方法でも同じで、卵の膜によって内部の幼虫は生きている可能性が高いです。
そのため卵しょうは生まれてこない状態にして、確実に処分しなければなりません。
ゴキブリが卵を産む場所
卵を産む場所は大体決まっていて、基本は暖かいところです。
そして安全性の高さがある狭い場所を好みます。
常に稼働して熱を発し続ける冷蔵庫などの家電回りが、その条件を満たせる最適なスポットです。
また湿度があって、近くにすぐ栄養を補給できる環境が整っている場所も狙い目です。
それに合っているのは土なので、室内に観葉植物を置いている場合は要注意です。
ゴキブリを駆除する3つの方法
対策の方法には直接退治する殺虫剤の使用に加えて、衛生的で住みにくい環境にするものと、トラップによって見えない部分で駆除する3通りがあります。
ゴキブリを駆除する方法1.殺虫剤を噴射する
遭遇してしまった個体を駆除するために最も有効的なのは、殺虫スプレーの仕様です。物理的に叩くのも有効ですが、素早い動きに対応するのは難しいです。
その点スプレーであれば広範囲に噴射できるので、確実性が高くなります。
一度攻撃を受けると逃げる性質があるため、少ない噴射時間でも確実に作用する強い殺虫剤を選びましょう。
ゴキブリを駆除する方法2.衛生的に綺麗にする
なぜ人家によく出没するのかというと、食べるものが多いからです。
非常に小さな食べカスから油汚れまで、非常に多種多様なものをエサにすることができます。
そのエサとなるものをできる限り取り除いて衛生的に保っておくと、自然に数は減っていくはずです。
それは特に人の食べ物に限った話ではないため、キッチン以外の場所にも意識を向けることが大切です。
ゴキブリを駆除する方法3.ゴキブリ用トラップ
見ることができる人は、専用のトラップを設置しても良いでしょう。
研究開発されて確実に捕えるように作られたトラップは、上手くいけば短い期間で何匹も駆除できます。
設置したら後は放っておくだけという手軽さも強みです。
また設置する場所を考えることで、ただ個体の数を減らすだけでなく通り道の把握にも繋げられます。
ゴキブリは生命力の強い生き物
個体の生命力だけでなく世代でも非常にしぶといため、根絶するのは非常に難しいです。
ただ対策をすると、遭遇する可能性を下げることはできます。
そのために正しい知識を持って、効率的な駆除が行なえるようにしましょう。
もしご自分ではなく
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