遺品整理お役立ちコラム

身辺整理をスムーズに進めるやり方は?40代、50代から始めよう!

身辺整理をスムーズに進めるやり方は?40代、50代から始めよう!

身辺整理とは?

かつては自己の失敗の後処理として使われてきた身辺整理と言う言葉ですが、今では使用方法が変わり、前向きなイメージで使われるようになってきました。

終活や生前整理と似た意味で用いられるようになっており、自分の持ち物や契約、人間関係などを整理整頓しておくことを指します。特に高齢者だけではなく、ミドル世代になってくるとチェックしておきたい言葉です。

生前整理との違いは?

生前整理は自分が旅立ってしまった場合に、遺してきた家族や親戚の負担を軽減するために実施すると言う意味合いが強いです。人生の終焉に向けて、色々なものを処理していくことになります。

これに対して身辺整理は、どちらかと言うと断捨離に近いニュアンスで使われることが多いです。特段に相続や遺産分与を目標にしない場合でも行われ、所有品や人間関係を見直していきます。

とは言っても厳密には生前整理と身辺整理を分けることは難しく、似たようなイメージで使われることも少なくはありません。

身辺整理をするタイミング

ミドル世代になってくると、そろそろ身辺整理をしたほうが良いのか?まだ早いのか?と悩むこともあるでしょう。そこで実施のタイミングについて、目安を見ていくことにします。

身辺整理のタイミング1.終活の一環として始めよう

終活の一環として、スタートする方も珍しくはありません。この場合では自分の所有品などの整理に加えて、お墓や葬儀の手配を行うことも多いです。これを行っておくことで遺族の負担を軽減すると共に、自身の秘密にしておきたいこともスッキリ片付けておくことが可能です。

身辺整理のタイミング2.生活環境の変化や人生の節目

例えば子供が自立したり家を引っ越したり、他には職場が変わったなどのタイミングも、身辺整理のきっかけになります。

身辺整理のタイミング3.退職したタイミング。

退職して老後を楽しむ準備として、身辺整理を行っておくのも悪くはありません。新たな気持ちで次のステージに進みましょう。

身辺整理を鬱で出来ない人も

身辺整理を実施しているうちに、憂鬱な気分になってしまった時には、中々作業が進まないようになってきます。そんな時は身辺整理のやり方や、考え方を見直すことが大切になってきますので、一人で悩まずにプロのサポートを活用していくのがおすすめです。

生前整理アドバイザーに相談することで、捨てるものの基準なども判りやすくなります。一人でやっていると、どうしても捨てられないものや、逆に捨てすぎて後悔することも珍しくはありません。

また死後のことをイメージしすぎて憂鬱な気分になることも多く、これも悩ましいポイントになります。スッキリとした気分で作業するためには、早めの段階でアドバイザーを導入しておくことがおすすめできます。

身辺整理をする目的

何のために実施するかを考えてみると、大まかに自分のためと家族のための2パターンに分けることができます。

  1. 自分にとって役立てる。
  2. 家族にとっての助けにもなる。

この2つです。

これまでの人生に整理を付ける意味で実施しておくと、新たなスタートを気持ちよく切ることができます。余分なものを処理することで、新しい趣味や生きがいを見つけやすくもなるはずです。

もちろん秘密にしておきたかったことや、精算しておきたいものも整理しておくと良いでしょう。

遺品整理の負担が大きく減るため、家族にとっても大きなメリットがあります。

身辺整理のやり方・手順

身辺整理は正しくないやり方で実施していくと、途中で挫折したり負担が大きくなるので注意しましょう。正しいやり方を検討していくことが重要です。

身辺整理のやり方1.スケジュールを決める。

まずはスケジュールを決めていきましょう。いつ始めてどのタイミングで終了するかを明確にすることで、作業にメリハリができてきます。

やはりスケジュールを決めないで漫然と進めていると、おかしなところで時間を費やしすぎたりして、頓挫する可能性があります。このために例えば期間は3ヶ月と決めてしまうわけです。

そして「何を」「いつ」「どうやって」処分していくかを決めていきます。こうすることで身辺整理の目的が明確になってきますし、作業の順序も判りやすく、次に何をすべきかで悩んでしまう可能性を低減できます。

象についても持ち物の他に、貯金や有価証券類、不動産物件などの何れを、いつまでに処分するかを考えておきたいものです。

身辺整理のやり方2.身辺整理する物を分別する。

身辺整理のやり方を考える上で大切なのが、何を身辺整理の対象にするかです。手当たりしだいに作業をしていくと、やはり混乱して疲れてしまうケースが多くなります。

このために実施対象を限定していくのがおすすめです。特に一度ですべて終わらせる必要はありません。例えば今年は趣味だったゴルフ用品を片付けようとか、春が来るまでに集めていたコレクションを整理しようと言う考え方でも大丈夫です。

もちろん一気に終わらせたい場合もあるでしょうが、このケースではプロを活用していくのがおすすめ。知識のあるスタッフと作業したほうが処分のやり方も判りやすいですし、搬出方法で悩んだ時などにも頼りになります。

身辺整理と同時に人間関係も整理しよう。

人間関係を整理すると言うと、割とヘビーな印象がありますが、より手軽な部分も対象になってきます。例えば年賀状を出すのを止めたり、お中元を贈り合うのをストップしたりと言ったことも、人間関係の整理の一環です。付き合いでやっていたゴルフや飲み会も、遠慮していくのも当てはまるでしょう。もちろん中には完全に縁を切ってしまうこともあるはずです。誰とどの程度のお付き合いをしていくかを、考えてみるのがおすすめです。

身辺整理(エンディング)ノートを書く。

人生のゴールに向けて、整理のやり方や相続などについてなどを書いておくのがエンディングノート。

これを作っておくと自身でも整理のやり方を明確にできますし、自分に何かあった場合の希望を家族に示すことができるので、何かと便利です。何を書けば良いのかが悩みになりやすいですから、市販の専用ノートを買ってくるのがおすすめできます

専用のノートにはやり方や目的をまとめやすいように工夫があるので、書き進めやすいです。注意したいのは遺言書とは異なり法的効果はない点。法的に権利関係を明確にしたい時には、法律規定にそって遺言書を作ることが重要です。

デジタル身辺整理とは?

これはデジタル技術で整理しようと言うものではありません。自分の使ってきたSNSやWEBページ、PCに溜めているデータなどを整理しようと言うものです。

これらのデジタルデータの中には、家族には絶対に知られたくない事柄も多く含まれているかも知れません。またクレジット情報や口座番号など重要なデータも放置したままだと、危険性が高まります。

やり方は色々ありますが、データの消去には専用のソフトが販売されており、これで消すと復元できないので安心です。逆に残しておきたいものもあるはずなのでこれも処理していきます。

例えば思い出の写真や映像などは、DVDに移しておくのもおすすめです。

身辺整理に関するトラブル

いざ身辺整理を始めてみたは良いものの、途中で壁に阻まれるケースは珍しくありません。どこで計画が綻びやすいのでしょうか。

身辺整理のトラブル(1)悪徳業者による高額請求や盗難。

身辺整理は大掛かりな作業になりやすいので、プロの手を借りるケースが多いのですが、その中に悪徳業者が混じっていることがしばしばあります。いい加減な作業をして困ってしまったりすることも多いですし、高額請求や最悪では盗難等の犯罪行為をしでかす輩もなくはありません。

ただしこのような悪徳業者は一部ですから、利用する業者を選ぶ段階で、しっかり見極めていくことが大切です。

身辺整理のトラブル(2)必要なものも捨ててしまう。

意外と多いのが捨てすぎてしまって後悔するケースです。何も捨てられないのも困りものですが、逆にやりすぎて後から心が折れることもあるわけです。

作業中はテンションが上ったり、疲れてしまって判断力が低下し、うっかり大切なものを捨ててしまうことがあります。解決策としては優先順位を決めて作業しましょう。

必要性が高そうなものは、一段落ついてから判断していくように、スケジュールを考えていくのがおすすめです。

身辺整理のトラブル(3)近所に迷惑をかけてしまう。

身辺整理の際には大きなゴミを運び出したりすることになるので、騒音が生じることも多いです。このせいでご近所とのトラブルに発展することがあるため、気をつけたいポイントです。

他にもゴミの分別方法を間違えて出してしまい、これが問題になることもあります。このために身辺整理をする際に、騒音が出たり作業が長期化する際には、近所の家に挨拶状を投函しておくと安心に繋がります。

身辺整理に関するよくある質問

Q.自身で途中まで作業していても業者に依頼できる?

この場合も気兼ねなく依頼できます。途中まで頑張ったものの力尽きてしまうこともあるでしょうし、業者には見られたくないものを予め整理しておきたいこともあるはずです。

Q.買取になりやすいのはどんなもの?

貴金属類やブランド品、家電などは買取の対象になりやすいです。

Q.業者を利用した際に家に傷をつけられたのですが?

今すぐにでも業者に連絡し、損害賠償を請求しましょう。写真を撮ったりして、証拠を残していくことも大切です。

身辺整理は余裕をもって行うことが大切です。40代、50代のうちから始められるといいでしょう。

おすすめの遺品整理・不用品処分業者

悪徳業者への対策は、悪徳な業者に依頼せず優良な業者に依頼するということです。遺品整理を扱う業者は全国に約1万社あると呼ばれていて、「遺品整理」や「生前整理」を扱う業者の中から、自分が良いと思う業者を選ばなくてはなりません。

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