【2020年最新版】仏壇の処分方法をわかりやすく説明!(3分で読めます)
2019.11.15
はじめに
祖父母や両親など親しい身内が亡くなって、遺品を整理しなければいけなくなる時があります。
近年は親と同居することが少なくなっており、実家を受け継いだものの自分は別の場所に住んでいるので手放すという人も多いようです。
そういった際に処分に困ってしまうのが、仏壇や仏具になります。
そのままゴミに出すわけにもいきませんし、そもそもどのような方法で仏壇や仏具を処分すればいいのか全く分からないという人も珍しくありません。
そのまま引き取りたいと思っても、マンション等の集合住宅に住んでいるとスペースが限られます。
場所を取る大きな仏壇をそのまま自分の家に引き取るというのは難しいものです。
今回は仏具の処分方法について紹介します!
仏具とは
仏具とは、仏壇やその周辺にある物の中で取り替えが可能な一般的な物をいいます。
代表的なものを挙げると
- 香炉
- ろうそく立て
- 花立て
- 木魚やおりん、
- 経典、数珠
などがあります。
仏像・位牌・位牌・掛け軸などは取り替えができないため、一般的な仏具には含まれません。
処分をする際には、魂抜きの儀式を行う必要があります。
また、仏壇も仏様を祀る家の中の小さなお寺のようなものなので、仏様の魂が宿っているとされます。
ですから仏像や位牌などと同様に、処分する際には魂抜きを行います。
仏具を処分する際は供養の必要がない
仏壇を購入する際には、開眼供養と呼ばれる魂を入れ込む儀式を行います。
開眼供養は仏様を供養することでもあり、お祝い事でもあります。
その儀式によって仏壇には仏様の魂が宿ることになります。
位牌や遺影、掛け軸などにも仏様の魂が宿っていると考えられています。
そのため閉眼供養という魂を抜く儀式を行う必要があるのです。
それに対して香炉やろうそく立て等の仏具は、ただの道具なので仏様の魂が宿っているわけではありません。
そのまま処分しても大丈夫です。わざわざ閉眼供養を行う必要もありません。
仏具の処分方法(自分で行う場合)
自分で仏具を処分する方法には、住んでいる地域のゴミとして処分する方法があります。
その場合には、住んでいる地域のゴミ出しのルールに従うようにしましょう。
線香やろうそく、経典などは燃えるゴミに分類することが多いようです。
それ以外の物については、燃えないゴミとして出す場合と資源ゴミとして出す場合があります。
サイトはコチラ➡新宿区ゴミの出し方
仏具を自分で処理する場合の注意点
仏具を自分で処理する場合には、素材を確認して決められたルールに則って処分する必要があります。
よく分からないという場合には、ホームページをチェックして確認したり直接自治体の担当者に問い合わせてみましょう。
安価に処分することができますが、回収日は決められているのでそれに合わせる必要があります。
自治体のサイトはコチラ➡粗大ゴミ受付センター
仏具の処分方法(業者にお願いする場合)
仏具や仏壇の処分は、業者にお願いする方法もあります。
自分で処分するのは、何となく抵抗があるという人も多いのではないでしょうか?
お金はかかりますが、自分の手で行う必要がないのでとても簡単です。
閉眼供養に関しては、宗派は関係なく行ってくれます。
不用品回収業者の中には、遺品整理士が在籍しているなど遺品整理に特化しているところもあります。
業者を選ぶ時には、そういったところに相談してみるのもおすすめです。
オススメの業者を知りたい場合はぜひ弊社にご連絡ください。
仏具をリサイクルに出す際の注意点
仏壇や仏具はリサイクルに出すこともありますが、そのままでは買い手がつかないことが多いようです。
中古の物を使用するのは、心理的に抵抗がある人が多いからです。
ただし、仏壇や仏具の中には美術品や工芸品としての価値があるものもあります。
高価な材料が使われていたり、精緻な細工が施されていることもあるからです。
購入する時に高価だったという場合には、美術的な価値があるかもしれません。
仏具を処分する正しい時期は?
仏具を処分するタイミングとしては、破損したり老朽化したりして新しい物に買い替える時があります。
また、身内が亡くなって仏壇を処分しなければいけなくなった時もあります。
故人が亡くなってしまったのが辛く、すぐに遺品整理を行う気持ちになれないということもあるでしょう。
そういった時には無理に作業を進める必要はありません。
心の整理がついて落ち着いてからでも大丈夫です。
ただし、賃貸物件だったり自分も高齢なので今後ますます作業を行うのが辛くなるということが予想される時もあります。
その際には、業者など専門家の力を借りて、早めに新しい一歩を踏み出すことが重要です。
仏具の処分方法がまだわからない場合は
処分方法がまだよく分からないという時には、 ぜひ弊社にご連絡ください。
信頼できるお店の情報を紹介できますし、適切な処分方法などについても詳しい知識があります。
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