遺品整理お役立ちコラム

【徹底解説】優良な遺品整理業者を見分ける3つのポイント

【徹底解説】優良な遺品整理業者を見分ける3つのポイント

ここ近年、高齢化や核家族の影響で離れて暮らす親が施設や子どもの近くなどに引っ越すために住んでいた家が空き家になり、その家の片づけを専門業者に依頼するということも多くなっています。

その結果、遺品整理や生前整理を専門業者に依頼をする人も増えています。

今回はその遺品整理業者について

  • どのように良い業者を見分けるのか
  • 業者とのトラブル事例
  • そのトラブルを避ける方法

についてお伝えしていきます。

遺品整理(生前整理)業者は年々増加

親が亡くなり誰も住まなくなった家をそのままにしておくことは、近隣の迷惑につながり、避けて通ることはできません。

しかし家の中のものをすべて必要なものと不要なものに分けたり、不要なものを処分するという作業はとても時間と労力を必要とします。

片付ける遺族が少なく、人手が少なければなおさら大変です。そこで、遺品整理業者の需要がとても伸びているのです。

2011年には3000社程度だった遺品整理業者が、4年後の2015年時点で8000社以上の、約3倍にもなったといわれています。

遺品整理業者とのトラブルも多発中

遺品整理業者の数が増えると、中には悪徳な業者もありトラブルも出てきているのです。全国消費者生活情報ネットワークシステムによると遺品整理業者によるトラブルの相談件数が2013年には73件だったものが、その後は100件前後になっています。

実際に

亡くなった父の家にある遺品を整理してもらうため、知人に紹介された遺品整理業者に電話し、見積もりを頼んだ。現地で待ち合わせ、最初は30万円くらいと言われたのに、次々と料金が追加され、合計で約160万円になった。見積もりだけのつもりだったが、結局その日に契約した。他業者と比べて高額だと分かったので、翌日、キャンセルしたいと電話したら、手付けとして支払い済みの5万円は返せないと言われた。(60歳代 女性)

といったトラブルもあるようです。

需要を見込んで遺品整理に仕事を始める業者が増えてきてはいるのですが、業者が増加するに伴い、業者間のサービスや質に差が生じてくることもトラブルの要因の一つになっているの考えられるのです。

遺品整理業者とのトラブル事例

1.高額な請求

トラブルの事例として、一つ目は「高額請求」です。

上記の例のように見積もりの段階では安い見積額を提示して納得してもらって契約をしたのに、作業が終わった後、追加料金として高額を請求されるといいうものです。

実際にあった話では

  • 「遺品の量が多かったから」
  • 「処分に困難なものが多かったから」
  • 「整理には家のリフォームが必要」

と遺品整理以外の高額なリフォームをするように言われたという事例があります。

2.無断回収

次に「無断回収」というトラブルもあります。

本来はすべての品物に関して遺族や終活をしようとする人の意見を聞く必要があるのに、整理途中に貴金属や現金などが出てきて、家族が知らない場合にそれを依頼者に知らせずに勝手に回収してもって帰ってしまうという事例です。

実際に、亡くなった母親の形見にしようとしていた宝石箱を開けたら、宝石が減っていたということがあったという事例がありました。

事例3.お客様の意向に添わない作業

大切な家族を亡くした時は、遺品整理をしなければいけないとわかっていながら、なかなか手につかないということもあるでしょう。

そんな時にも遺品整理業者に依頼をするのですが、仕分けの時に依頼者の意向をはっきりと聞くこともなく、業者が勝手に仕分けをしてしまうということがあります。

実際の事例として、まだ気持ちの整理ができていない依頼者を前に業者がどんどん仕分けをして必要なものでも不用品にされたということがあります。

業者の方は経験を積んでいて冷静な判断ができるため、パッと見て不要なものと判断してしまったのですが、依頼者にとっては必要なものだったということも良くあるのです。

遺品整理(生前整理)業者を見分ける3つのポイント

これらのように遺品整理においてトラブルが起きれば後悔してしまうことになります。

しかし、遺族本人の手で整理をするのも困難なので、遺品整理業者に依頼する場合が多いのが実際のところですよね?

では、トラブルにならないような良い業者かどうかを見分けるためのポイントはどのようなところでしょうか。

ここからは良い業者の見分け方について解説していきましょう。

遺品整理業者を見分けるポイント

1.専門業者かどうか

遺品整理業者には専門知識が必要になります。

遺品整理の需要が高まるにつれ依頼者の要望も多様化しているので、それらの要望に応えきれなければトラブルに発展してしまうことがあります。

事業を広げようとほかの事業を専門としている傍ら、需要が多いからと遺品整理業者をしている場合は、遺品整理に対する専門知識が豊富かどうか、見積もりの際にいろいろ質問をしてみたり、依頼者に寄り添った対応をしてくれるかどうかを見極めることが大切です。

ポイント2.資格を持っているか

遺品整理業者を行うには、取得しなければいけない資格があります。

それは不要になったものを処分するための収集運搬の許可と、買取れる物が出てきたときに売るために必要な古物商許可です。

収集運搬の許可には、一般廃棄物と産業廃棄物があり、遺品整理業を行うには一般廃棄物収集運搬許可が必要です。

企業や事業者から出るごみに関しては、産業廃棄物収集運搬の許可が要りますが、一般家庭で扱う不用品は

  • 紙類
  • 生ごみ
  • プラスチックごみ

などの一般廃棄物だからです。

一般廃棄物収集運搬許可証は市町区村から受けられ、そのエリアのみの回収運搬が可能になります。

ポイント3.会社情報を記載しているかどうか

ほとんどの遺品整理業者はホームページで自社を宣伝しているのですが、そのホームページに会社情報をしっかりと記載しているかどうかのチェックも必要です。

会社概要のページに、代表あいさつのページがあるのか、また納得できるような企業理念が公開されているのか、事業所やスタッフが持っている許可ということも確認しましょう。

さらにスタッフの顔写真が掲載されていれば、信頼度が高い会社といえるでしょう。それに加えて、遺品整理に必要なものや、供養してほしいものの回収を依頼する場合、供養部屋のようなものがあるのかどうかも確認しておきます。

遺品整理(生前整理)でトラブルが起こらないように

遺品整理や生前整理を遺品整理業者に依頼をするにあたってトラブルが起こらないようにするには、事前にホームページで会社の情報を詳しく調べておくことと、見積もりの際にスタッフの対応の仕方や知識の豊富さを確認しておくことが大切です。

しかし、万一トラブルが起こった時には、遺品整理士認定協会に相談をしましょう。

遺品整理士認定協会は遺品整理の社会的な役割と遺品整理業者の増加に伴うモラルの低下を予防するために設立された団体で、遺品整理士養成講座を開いたり認定試験の実施などを行っています。

遺品整理士認定協会以外にも、国民生活センターや消費者庁、消費者生活相談室、または弁護士や行政書士にも相談することができます。

遺品整理(生前整理)を任せられる業者なのかどうかを見極める

遺品整理や生前整理を依頼すると、不用品の量などによって異なりますが、数万円から数十万円という高額な費用が掛かります。

それでも必要なため多くの人が依頼するのですが、後悔することがないよう、しっかりとした遺品整理業者に任せたいものです。

そのためには業者のことを事前に調べたり見積もり時のチェックが大切になってくるのですが、よりよい業者選びには、事前に選んだ業者の中で複数の業者に見積もり依頼をすることも重要です。

比較検討する材料があることは、より良い業者選びに必要なのです。見積もりの段階で、どれが不用品でどれを大切に残しておきたいのかという依頼者の意見をしっかりと聞き、構成案を作成してくれるような遺品整理業者だと、安心して任せることができます。

実績があり、口コミの良い業者であることも安心材料となるので、事前調査をした上で実際に複数社に見積もってもらい、口コミなども参考にして決めると良いでしょう。

ぜひ一度弊社にご連絡ください。

おすすめの遺品整理・不用品処分業者

悪徳業者への対策は、悪徳な業者に依頼せず優良な業者に依頼するということです。遺品整理を扱う業者は全国に約1万社あると呼ばれていて、「遺品整理」や「生前整理」を扱う業者の中から、自分が良いと思う業者を選ばなくてはなりません。

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東京だけでも100を超える業者がありますので、その中から良い業者を探すことは難しいです。

もしあなたが優良な業者に依頼を考えているのであれば、フルサポート関東がオススメです!

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