不用品回収お役立ちコラム

【徹底解説】灯油タンクの処分方法3選!少量の場合は使い切るのが吉

【徹底解説】灯油タンクの処分方法3選!少量の場合は使い切るのが吉

はじめに知っておくべき事

冬場で灯油の準備をしたは良いけれど、想定以下しか使わず残ってしまう事等は意外と多いです。

中には使う時まで取っておけば良いと考える人も居ますが、灯油はその性質上、長期保管は出来ません。

使わない灯油をそのまま残しておくと、火災に繋がる事もあり大変危険です。

ではゴミの日に出してしまえば良いのかというと

一般ゴミ扱いで適当に考えてしまうと同じく火災や人身事故に繋がるリスクがあります。

この点で困っている人は相当に多く、ネット等で議論になっている事も少なくありませんが

間違っているだけではなく危険な方法も少なくありません

そこで今回、残ってしまった灯油タンクの処分法について、安全な方法を3つ述べていきます。

困っている場合は項目を1つずつチェックしてみて下さい。

灯油タンクの処分方法1.ホームセンターで処分してもらう

灯油 処分 ホームセンター

購入したホームセンター等で引取ってくれるかを確認してOKの場合は回収してもらう方法がオススメです。

全てのお店でやっているわけではありませんので、必ずネットや電話でサービスがあるのかを事前チェックしておく必要がありますが、

安全に処理してもらえるという点では1番確実になります。

業務用のタンクから出した時点で

  • 灯油は劣化が始まりますので買取という形にはならない事
  • 処理費用が必要になる事がある事

も知っておいた方が良いです。

灯油タンクの処分方法2.エネオス(ガソリンスタンド)に持っていく

灯油 処分 エネオス

近場のホームセンターで購入した灯油ではないという様な場合には、近場のエネオスまで持って行く方法もあります。

此方はホームセンターの場合と違い、引取りは基本無料です。

新しい灯油の場合は買取してくれるケースもあり、困っている場合は相談してみるのも1つです。

ただ、条件によっては有料の場合もありますし、セルフガソリンスタンドの場合はサービスを行っていない事も少なくありません。

スタッフ常駐のガソリンスタンドを選んで聞いた方が確実です。

エネオスの店舗ではサイト内で灯油の引取りをしているとは記載がありませんでした。

こちらよりお近くの店舗を探していただき、連絡して確認してみてください。

サイトはコチラ➡エネオス 店舗検索

コスモ石油でも灯油を処分してもらえる可能性が

灯油 処分 ガソリンスタンド

全国にあるコスモ石油では

  • 廃油処理が可能なガソリンスタンドがある
  • フルサービスの店舗は基本的に可能

とのことで、あなたがお住まいの近くのコスモ石油にご連絡してみてもいいかもしれません。

サイトはコチラ➡コスモ石油 サービスステーション検索

宇佐美鉱油で灯油を購入した場合には処分が可能に

4トン車以上の大型トラックの受け入れが可能な宇佐美鉱油では購入した店舗であれば、処分を受け入れてくれる可能性があります。

灯油を宇佐美鉱油で購入されていた場合は、確認してみましょう。

サイトはコチラ➡宇佐美鉱油 店舗検索

灯油タンクの処分方法3.灯油販売店で処分してもらう

灯油 処分 販売店

ホームセンターやガソリンスタンド以外で灯油販売所に持っていくのも1つです。移動式の販売車から灯油を買っていて、実店舗が分からないというケースも多いですが、そういう時は領収書を確認して下さい。

店名と電話番号等、情報が載っているので連絡して処分法を聞く事が出来ます。

近場に実店舗があり、回収もしているというならば持ち込んでみるのも良いです。

良い返事がもらえなかったとしても、購入店以外でも灯油の引取りは行われていますので、諦めずに探してみる事をお勧めします。

灯油タンクの処分方法4.整備工場やバイク販売店で処分してくれるところも

灯油 処分 整備工場

他よりはメジャーな方法では無いのですが、整備工場やバイク販売所の中には灯油の引取りをしている所もあります。

何方も日常的に灯油を使う余地がある所ですし、場合によっては灯油販売所とワンセットになっているケースも少なくありません。

その意味では引取ってくれる可能性が高いのですが、やはり事前に聞いたりHP等で対応サービスがあるかは必ず確認しておくべきです。

ビジネスで引取るのか否かで多少の違いがありますが、無駄足にならない為の前提条件と言えます。

灯油タンクの処分方法5.不用品回収業者に依頼する

灯油タンク 処分 不用品回収

回収してもらう為に、灯油タンクをお店へ運ぶ余裕が無いという場合は不用品回収業者に依頼して持って行ってもらう手もあります。

ネット等で危険物の取扱をしているかをチェックした上で電話をすれば即回収してもらえます。

利便性が最も高い方法とも言えます。

中には残存タンクの数は1つだけだし、迷惑では無いかと心配する人も居ますが、

大抵の不用品回収業者は担当者がトラックで周辺区域を巡回している場合もあります。

少数回収の依頼も珍しく無いので特に心配する必要はありません。

灯油タンク処分の業者を探す際の注意点とは

業者の中には、危険物取扱の許可を受けていない悪質業者も多いです。

安さを売りにして、後で高額請求をしてくるケースや回収した灯油を不法投棄し火災を起こしたケース等もあるので、

依頼する場合は処理の相場チェックの意味も兼ねて、必ず複数の会社を調べつつ裏取をする様にします。

  • 会社名や見積書の内容が不明確
  • もしくは見積自体しない
  • トラック1台で営業し電話が携帯番号で許可証ももらっていな

などの特徴がある場合は要注意です。

灯油は特別管理産業廃棄物です

灯油は廃棄物処理法で規定された、特別管理産業廃棄物という扱いになります。

爆発したり感染性が強かったり、毒性が強い者がその指定を受けますが、一般ゴミと一緒に扱うと危険であり、爆発してしまう事もあるので不要になった石油ストーブを捨てる時等にはしっかり中身を抜かないといけません。

処理費用が掛かる事で痛手の様に思えてしまう部分もあるかもしれませんが、自他の安全を考えた場合は必要経費とも言えます

適当にポイ捨てしたり、いい加減な業者に処分を依頼してしまった為に、

火災に繋がって怪我人や死傷者を出してしまった事例も実際にありますので、リスク回避の為にも確実な処分法を心掛けて下さい。

灯油は残っている状態にしておくと危険です。

灯油 危険

処理が勿体ないという事で残したままの灯油を使うと、暖房器具の故障の原因になります。

暖房関係は新鮮な灯油が使われる事を前提に設計してありますので、経年劣化で傷んだ物を使うと作動不良を起こします。

電池式の石油ストーブであった場合には、何かの拍子で発火するリスクも相当に高くなります。

冬場が終わって暖房を片付ける時には、必ず灯油を抜いて電池を抜く事を忘れないで下さい。

灯油を少量処分する3つの方法とは

灯油 少量 処分

お店に持って行く程では無いけど、少量の余りが出たという場合には3つの方法があります。

具体的には

  • 使い切ってしまうか
  • 灯油を土に埋めるか
  • ストーブを空炊きして使ってしまうか

になりますが、その詳細は以下の通りです。

灯油を使い切る方法

劣化が大きく進むのは梅雨の湿気や、夏の酷暑の影響を受けた時なので、その時期に入る前に洗濯物を乾かすのにストーブを動かしたりすると、順当に残量が減ります。

保管状態から劣化状態に一気に進む限界点が梅雨と考えておくと齟齬がありません。

昨今の異常気象の影響もありますので、カレンダーで言われるのよりも1月か2月位は、早く予定を立てておく事等も良いです。

灯油を土に埋める方法とは

灯油 土に埋める

庭の土を10~20cm以上掘り、残存分を流し込んで土で蓋をします。

100~200ccでしたらこの方法で処分出来ますが、家庭菜園や大事な庭木が周囲に無い様に注意して下さい。

植物にとっては、この方法はとても有害ですので、近場でやってしまうと枯れてしまうリスクがあります。

除草剤の代用品の様に考える人も居ますが、土壌汚染になってしまうので良くありません。

勿論、大量に流し込むのはアウトです。

灯油を空だきする方法

石油ストーブの説明書等に書いてある事が多いので、実行前に裏取の為に熟読した方が良いですが、簡単に言うと残量が空になるまでストーブを動かす事です。

もう要らないと思っても、即片付けないでい多少長めに出しておき、少し寒いと感じた時に、適時使う様にしておけば残量もすぐになくなります。

来年も使うだろうという事で、残したままで片づけてしまうのは、火災の原因にもなりかねません。

ストーブのタンクが成分で化学変化し壊れてしまう事もあるので必ず使い切ってから片付ける様にします。

洗濯物を乾かす事等、役目を上手く見繕って組み合わせるのがコツです。

灯油を新聞に吸わせるのは問題

灯油 新聞

自治体によって処分方法が違いますし、昔はこの方法で良かったが今は違う等というケースもあるので一概には言えないのですが、

新聞紙に残存分を吸わせた上でゴミに出すという方法もあります。

ただやはり少量である事が大前提ですし、こぼした場合の対処等を考えると余りお勧めの方法とは言えません。

最近は禁止の自治体の方が主流になっている事もあります。

そういった事情もあるので実行の場合は細心の注意を払いましょう。

灯油はポリタンクで保管は出来るの?

業務用の特殊な加工を施した物で無ければ、長期保管は不可能です。

一般のプラスチックのタンクだと、長期保管の結果タンクが溶けて成分が混ざってしまい故障の原因にもなります。

湿気や夏場の暑さ、そして直射日光でも変質しますので、出来るだけ寒く湿気が無くて暗い保管庫に入れる様にします。

その上でシーズン内に使い切る様にする事が最も重要です。

変質しているかどうかを目視で確認する事は不可能ですので、パッと見が綺麗だったとしても油断してはいけません。

もし灯油タンクをこぼしてしまったら?

灯油 こぼす

こぼした量が少量であった場合は、時間と共に匂いも成分も薄れて行きますので、

ネットで油関係の掃除法等を探しつつ片付ければ問題無いです。

ただし、大量に零してしまった場合は至急業者に連絡されることをオススメします。

無理をしてしまうと火災や事故にも繋がりますので、場合によっては消防に電話して指示を仰ぐのも1つです。

灯油タンクの処分方法が決まっていない場合は

至急対策をしなければいけない等というケースを除けば、

まずは自分の都合に最もベストな処理法を選択し、情報集めを始め段取を1つずつ進めていく事です。

それでも困っている場合はぜひ弊社にご連絡ください。

お電話を随時受け付けています。

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